「マリーンズ_2009」カテゴリーアーカイブ

薮田復帰

 メジャーに挑戦しに行った薮田投手が、来年からマリーンズに復帰することになったようです。
 正直ここ数年、抑えにイマイチ安定感を欠いていたマリーンズですが、薮田ならクローザーとして十分やっていける力はあります。また、これで本来中継ぎの方が力を発揮できるであろう荻野や伊藤の役割がはっきりすると、マリーンズ投手陣にとってはかなりのプラスになりそうです。これは期待できるぞ。

直行トレード

 ここ数日噂になっていましたが、マリーンズのエースとして長く活躍してきました清水直行投手がベイへとトレードとなりました。
 マリーンズ的には高額年俸に見合う成績を残せていないところでベイからのラブコールがあったという事で話に乗った、というとこでしょうか。
 ファン的には村田投手以降、エースと呼ばれた選手は伊良部→小宮山→黒木と、イマイチすっきりしない形でチームを離れる事になっているので、また今回もか!という気も起きなくはないですが、幸いファン感謝デーではお別れの挨拶があるそうで、サヨナラを言える場が設けられたのはある程度救いがあって良かったのかなとも思います。
 実際のところ、ここ数年は先発で投げていて、1イニングだけ別人の様に抜けてしまったりするなど、やや慣れもあったんじゃないかと思います。まだまだ球は力がありますので、ここで心機一転、もうひと花咲かせてもらいたいとこです。
 しかし、ちょっと交換要員が釣り合っていないよな~。チームとしては年俸分得したってことなのかもしれないが、商売下手だよな~。

西村新監督誕生

 バレンタイン前監督に代わるマリーンズの新監督に西村ヘッドコーチが昇格。
 川崎球場の一塁側スタンドで「走れ、走れ、にーしむら!!」と声援を送っていたのも20年以上も前の事か…。まずはお手並み拝見。
 一方でイーグルスが二位を確保したようで。球団創設から5年、今年は先発がしっかりしているし3位はあるかなと見ていましたが2位とは見事で。戦力的にはマリーンズとどっちが上か?というぐらいなのだけれど、この差はどこにあるのかを分析しないといけませんな(今年の場合は選手のやる気なのでしょうが…)

いざ、マリンスタジアムへ

 しとしとと雨の落ちる中、予定より1時間ほど遅れてマリンスタジアムへ。いつもの二階内野自由席へ。…雨の為に屋根つきの部分は早や満席状態。何とか空いている席をキープ。
 ゲーム開始前、ファンのサインに応じるバレンタイン監督。6年間見てきたこの光景も今日が最後。

ゲーム開始

 先発オーダー発表、マリーンズは西岡、堀、福浦、サブローという打順、これは2005年優勝時の再現か?
 マリーンズ先発は成瀬、一方イーグルスは岩隈。今日は投手戦か。
 成瀬は初回を三振を含む三者凡退と上々の滑り出し、一方岩隈もさすがはエースか。
 二回、成瀬突如と乱れて2失点。しかし、
 サブロー出ましたソロアーチ!
 さらに三回にもコーイチさんのタイムリーで同点!思えば小宮山投手の引退で堀選手が川崎時代を知る最後の選手になってしまったか。
 イニングの合間には小宮山投手やバレンタイン監督の懐かしい姿が。
 五回には花火の打ち上げ、雨空に花火が映えます。
 そして八回、ついにマリーンズ逆転!今江のタイムリー、さらに里崎のライトへの飛球が取れない間に追加点、5?3で最終回へ。
 九回、まずはシコースキーがランナーを一人出すもツーアウトに、さぁこうなれば最後はあのお方の登場を期待するしかない、いやが上にも盛り上がるスタンド、そしてコールがあった。「マリーンズのピッチャー、小宮山!!」 圧倒的な小宮山コールがスタンドを揺らす中、背番号14が最後のマウンドへと向かいます。
 そして、現役最後の一球が投じられる!
 たった一球、最後の打者、セギノールを見事ライトフライに討ち取りゲームセット!小宮山投手、最後の最後でセーブを付け、現役最後のマウンドを終えました。
 試合後、雨の振る中、満員のスタンドはその時を待ちます。
 小宮山投手、引退の挨拶、「必ずユニフォームを着て戻ってきます!」との言葉にスタンドからは期待の拍手が。
 そして、バレンタイン監督最後の挨拶。惜しまれるうちに辞めるのが華なのですが、マリーンズに32年振りの栄光をもたらした監督とも、今日でお別れとなると、やはり一抹の寂しさがあります。
「ファンの皆さん、愛してます!」
 何やかやでこれだけファンを愛した監督もいなかったであろう。

 ボビーコールの中、スタンド一周、そして胴上げが。
 さらば、小宮山、さらばボビー、マリーンズのひとつの時代が終わりを告げたのであった。

週末のマリーンズに何が起こったか

 しかし、これだけは書いておかなければならない!
 まずここに至るまでの背景としてはバレンタイン監督の契約打ち切りと、それに伴い表面化したフロントの多くの問題がありまして、その辺はこちらこちらに目を通して頂ければ。
 そして、週末の中継は土曜は途中まで、日曜は逆に最終回(それも途中で中継終了)しか見ていなかったのですが、まさかこんな事態になっていたとは。
 流れとしてはスタンドのフロント批判の横断幕(内容がよろしくない)に対し西岡選手がヒーローインタビューで掲げないようにお願い→それに対し翌日のゲームで応援団含む一部ファンが西岡選手の応援をボイコット、さらに自然発生した他の(大多数の)ファンの西岡選手に対する応援を妨害→これに対しファンからブーイングで批判
 といったところなのですが…。
 フロント批判をスタンドで横断幕を掲げるという方法でやっていた方は、もちろんチームの為と思ってやったことなのでしょうが、それが選手の方からすると(さらには他のファンからも)実は迷惑になっていた。マァ間違いなど人ならよくあることだし、ならばと普通は運動のやり方を変えるものであろう、そうしていればここまで大きな問題にはならなかったはずです。が、そうではなく自分たちの非を認めず、間違いを指摘した西岡選手に対しこのような仕打ちをしては、一体誰のために何を応援しているのかわからないのでは。
 一マリーンズファンの希望としては、ただ単にマリンスタジアムで気持ちよく野球を楽しみたいだけです。おそらく当事者達は2004年の合併反対運動の再来を狙っていたのでしょうが、あの時はその楽しむ対象そのものが無くなってしまう危機であったからこそ球場内外で大きな運動になったのですが、今回の場合、そもそもバレンタイン監督の進退についてはファンの間でも是非が語られているところであり、それを自らの主張だけでスタンド全体のムーブメントとしようとした事に無理があったのだと思います。先に書いた通り、間違いは誰にでもあります。当事者は非を認めるべき所は認め(できたら西岡選手に対しては謝罪して貰いたい)、そして願わくばゲーム中はゲームに、そしてマリーンズの応援に集中させてもらえればと思います。
 一方でフロントも未だ春先から起こっている事態について、ファンに対する説明責任を果たしていないと思います。同時にマリーンズをこの先どうしようとしているのか、将来の展望も示さなければならないと思います。でなければ来年の今頃、「やっぱりボビーの方が良かった」という話になりかねないのではと。
 といったところで、10月6日は今期ホーム最終戦にして小宮山選手引退ゲーム、そしてボビー最後の采配の日です。既にチケットは入手したずぇい!

マリーンズ

 昨日は9回ツーアウトから逆転負け、今夜は7回まで6-0からの逆転負けと、マリーンズイズムをフルに発揮している今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 …優勝のときにファンになった人たちは耐えられるのでしょうか?これがマリーンズの暗黒面というやつですよ、ハッハッハ!!…ハァ。

そのイニング ちょうどテレビをつけたとき、

 カープの先発が大竹じゃ勝てる訳ないよな~と思っていたら既にマウンドにいなかった。
 そして、連打連打連打さらに連打!途中に四球や死球が混ざりつつも点を重ね続け、攻撃時間48分、打者20人、14人連続得点、15打点で15得点のプロ野球新記録!
 いや~、エライもの見てしまった(笑)しかしまぁ皆さんきれいにセンター前へ打ち返すなぁ、何で昨日までそのバッティングが出来なかったのやら(笑)

ハマスタ二戦目

昨日に引き続きハマスタでマリーンズ戦

 という訳で今夜もハマスタへ。
 先発は三浦と大嶺…やる前から雌雄決しているような…。
 で、ゲーム開始!

 …開始30分で三振6個食らっているってどういうこっちゃ?!
 しかし、大嶺もヒットを打たれるも要所を締め、4回表に大松の昨日から通算3本目のアーチがライトスタンドに突き刺さり2点先制!5回には今江のタイムリーで追加点、オ、今日はまともな野球じゃないか。
 …と思ったのもつかの間、5回裏、勝ちを意識したか大嶺乱れる、ヒットヒットバントで1アウト2,3塁、ここで昨日から7打席連続出塁中の金城。
 何をびびったかデッドボール、そして2番の北川にストライクが入らず、挙句にど真ん中に入った球を満塁ホームラーン。大嶺もこういうところがあるから勝てないんだよなぁ。ピンチでも「俺の球が打てるか!」ぐらいの気持ちで向かっていければいいんだが(実際そう打てない球だと思うんだがなぁ)。
 この後は大嶺から川崎→伊藤と危なげないピッチング。しかし打線が…。6回に井口の打球が三浦を直撃、これで7回からは継投になったが打てない…。
 応援むなしく結局5回が全てで3-4で終了~。
 井口といえば昨日から守備、打撃共にイマイチ、特に8回2アウト2塁のチャンスはこのゲーム最後のチャンスになりそうなところだというのに見逃し三振とは…。
 ただ昨日より疲れないゲームだったのは何故だろう(笑)

入場~

 本日はマー君とリーンちゃんが来ています。…しかし我々の中では着ぐるみインフレが起きている感が(笑)
 ではゲーム開始!…いきなりヒットヒット四球四球四球満塁ホームラーン!で6得点!…つか相手の自滅だよなぁ。
しかし、ついこの前までだったら…

さっぱり分からないおwwwwwwwww
      ____
      /_ノ ヽ、_ \
   o゜,=⊂⊃=⊂⊃=)゜o
  /::::::⌒(__人__)⌒::::::\   勝利
  |       |r┬-|     |  o
  \___ `ー’´.____//
     / lヽ介/lヽ、 ,rE)
..     | | ~ヾ/~ |. ソ◇’
    | |  ゜|  |\/____E[]ヨ___________
  _ | |  ゜|  |__
  |\  ̄ヽ⌒ヽ⌒ヽ \
  |\\  ⌒  ⌒ 甘 \
  |  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|´

 …この辺のAAが使えたのに(使っているじゃないか)
 しかし、これがまさか苦難の始まりだったとはこの時点では…いやちっと頭をかすめたな。 これで後は先発の成瀬が普通に投げてくれれば楽勝なのだが…いきなり金城に先頭打者ホームラン。
 さらに内川、吉村らにホームランを打たれまくる、こっちも大松の一発で突き放すが荻野→伊藤と繋いで必死の防戦。ベイも
         ____
       /      \
      /   \ , , /\       ピッチャー高崎!
    /  ==⊂⊃=⊂⊃=\      ピッチャー吉見!
     |     ⌒(__人__)⌒ |     ピッチャー真田!
      \      ` ⌒´  ,/
..      /⌒?” ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
      |  ,___゛___、rヾイソ⊃
     |            `l ̄

ア、このお方はもういないんだよなぁ。
 9回にはついに工藤登場!…まさか大松が工藤を打てるとは思わなかったが。
 そして9回、シコースキー登場!腕ブン回しております。この後村田に打たれたけど(笑)
 結局9-7で逃げ切り。これがベイ名物、逆転しない程度の追い上げって奴か…。とっても疲れたけど(笑)

マリーンズはどこへ向かうのだ?

新事実…なのか?!

 土曜朝刊で飛ばした日経ですが昨日の朝刊では「オーナー代行移転考えていない」という記事を掲載。一体どうなっているんだ?というところで今日は一斉に土曜日の記事と同じ内容の怪文書が各新聞社にファックスされたと報道される始末。(ここ一両日の記事についてはこちら参照)
 …しかしながらこの文書、よく見ると前半と後半で書式が違ったりとちょっとあやしい感じもします。個人的憶測ですが千葉でのチーム定着やスポンサー確保に奔走した瀬戸山社長がそうそう軽々しく移転を口にするとは思えないのだが…。
 結局今回の騒動、原因をまとめると
  • 球団の赤字
  • バレンタイン監督の解任とそれに伴う一部ファンの反発
  • 上記と関係するかしないかわからないがフロントの内紛
 私としては監督問題については、成績はどうあれどんな監督でもチームの慣れとかもあるし5~6年で交代すべき、という持論を持ってまして、来年必ずしもバレンタイン監督である必要はないと考えます(ゆえに監督留任運動にはちと参加できません)。しかし一方でバレンタイン監督によってもたらされたベースボールがチームを一変させファンを増やし優勝まで導いたのもまた事実。であれば、バレンタイン監督も(今回の騒動にかかわらず)いずれはチームを去るのであるから、このバレンタイン路線をいかに次世代に引き継ぐか、がここ数年の課題であって然るべきであったし、期限が定まった今早急に行うべきであるはずだったのだが。
 ちなみにメジャーのチームではチームのマニュアルがあり、それにしたがってチーム運営を行っていくそうである。マリーンズもそういったものをこのバレンタイン時代の間に整備しなければならなかったと考えるのである。
 一方、球団の赤字については結局チームは2004年の球界再編騒動から何も学ばなかったのかと言いたい。いや年末になると瀬戸山社長の「今年も赤字だ」の嘆き節がニュースになってましたから対策は取ろうとしていたのでしょうが。
(その究極の手段が監督の解任、という事かもしれませんが)
 しかしながら昨年は160万の観客動員があったはず、仮に一人3000円落としたとして48億、5000円だったら80億の収入があるんだが。これで20億以上赤字って、どこにお金を使っているのだろうか。(って2004年にも書いた気がする)
 フロントは一度今回の人事や財務内容まで全てをファンの前に示す必要があるのでは。

マリーンズは思っていたより深刻な状況らしい

日経が飛ばしている

 今月から我が家ではるぅ嬢のご希望で日経新聞を取っています。
で、休日の朝、まったりと新聞を広げてみると・・・。

 「ロッテ本拠地移転も」

…なんだそりゃーーっ!!!
記事の内容はというと、4月7日に行われた幹部会で
  • 球団批判しているファンを非難する発言が続いた
  • 本拠地移転についても言及した
  • バレンタイン監督の途中解任の検討をにおわせた
ファンでない人には何がおきているかわからないと思いますのでまとめてみると
  • 昨年も赤字が20億円強出た
  • バレンタイン監督の21年度限りでの契約終了を20年末に発表(監督のチーム内での行動、高額になった年俸が原因といわれ、赤字対策の一環とも考えられている)
  • この事実上の解任に対し一部のファンが反対運動を開始
 …と、ここまではファンがフロントに対し「監督を辞めさせるな!」という運動を起こしているだけであり、また監督解任の是非のについてはファンの間でも意見が分かれていたのだが。
  • シーズン開始後のマッチカードプログラムの廃止、グッズやスタジアム内の飲食物の値上げ、スタジアムでの通路閉鎖(切符売り場からライトスタンドまでスタジアムを3/4周しなければならない)などファン軽視のサービス低下が目立つ
  • 監督解任反対運動へのあからさまな妨害がある
 既にファンのブログの多くで記載されていますが、これに先立つ21日の夕刊ではフロント内のゴタゴタが伝えられています。例えば
  • 今年1月、売上目標を達成できなかったことから降格、配置換え人事が行われた
  • これに伴い10人以上が退社した
  • 一人が給与と引き換えに出社拒否され、社員は訴訟の構えを見せている
 マリーンズの球団職員は全部で何人?数十人の単位でしょう。その中で10人が抜けたら、チーム運営なんぞガタガタになるのは想像に難しくありません。
 昨年までは方法はともあれ、「地域密着、ファンサービスの充実による経営の拡大」という、プロスポーツチームとして当然ながら目指すべき方向へ進んでいたものが、どうもおかしな方へ行っているようなのだ。
無論赤字解消のため値上げなどの方策はあるのですが、その為に顧客満足度が下がってスタジアムへの客足が遠のいたら元も子もないのでは。それよりも内部のゴタゴタやましてやチームがいなくなるなんて話をされちゃあ満足度もへったくれもなくなってしまいますが。先日の怪しい球団幹部の話も含め、ファンとしていかに行動すべきかを考えるとこに来ているようです。
まずはこの連休でマリンスタジアムへ行ってみることにしよう。