「旅_伊豆七島」カテゴリーアーカイブ

台風が近づいているようだ

 本土の皆様にはあまり影響がなさそうだが、一度島へ来てしまうと遠く離れていても波の影響で「欠航」という文字が頭にちらつくようになる。
 で、現に今日は大島から先へ行く船は既に欠航が決まっているのだが、幸いにして大島は港の位置が良く、外洋の影響をまだ受けにくいそうである、が…。
 一抹の不安を残しつつも、まずは朝食を取る。
 今日は利島までよく見えるぞよ。
 これで帰るのだ。
 さすがに速いぞ、自衛艦も追い抜いた
。 という訳で無事竹芝桟橋に到着。なお、この後直帰の予定だったが荷物が重いので職場に置いていくことにした。

では本日もお仕事

 という訳で詳しい話はここには書けないが、戦後の入植地でかつては盛んであったであろう酪農地帯の兵どもは夢の後といった廃墟マニアが寄ってきそうな場所やら密林の中わずかに残る道路を車を捨て分け入りマムシや等が襲ってくるのを避けつつ辿り着いた目的地で果たして川口弘探検隊がそこに見たのはやはり廃墟マニアが寄ってきそうな地点とかを回るのであった。

二年が経過した

 本日最後に2年前の土砂災害の現場を視察した。
 既に土砂は撤去されているが、当時の状況を伺うに思っていた以上に大規模なものであったことが実感された。
 写真でもわかると思うが、地層断面の下は溶岩が固まったもの、その上に火山灰といわゆる土壌が層をなしている。当日は押し寄せる雨雲が三原山にぶつかったところで雨を降らせ、結果1日で800mmという雨量を記録、この雨が染み込んだが水を通さない溶岩層の上に溜まり、結果その上が滑り落ちた、ということだそうだ。
 こちらの構造物は本来は噴火の際に溶岩をせき止める為の施設であったが、結果としてここで土砂を相当量受け止め、島の中心である元町地区の被害を軽減させることができたそうだ。
 改めて現場を見ることの重要性を確認させられた

大島出張

 本日から3日間、大島へ出張である。
 昔は島へ行くとなれば夜行の船か飛行機かであったが、最近はジェット船という便利なものが就航していて、竹芝から1時間45分で着いてしまう。
 …電車で伊東まで行くより早いじゃないか。
 マァおかげで折角空港の拡張工事までしたのに羽田便が来月で廃止になってしまうのであったが。