春コミ本番

 本日は春コミの日…なんですが、午前中は目ぼしいジャンルが出ていないので家でキーボードを叩く。
 ここ二週間ぐらいで食した駅弁のレポートを打っていたのですが、一昨日の伊豆行き、先日のともりん氏のお土産、先週のスキーの時の購入品、そして先々週の岐阜行き…の途中でタイムアップ。

 昼過ぎからおっとり刀で出かけてビックサイトに着いたのが2時頃。
 で、付いた途端に携帯が鳴るので誰かと思ったら、某場長からだった。
「ア、今奥さんと東京駅にいるんだけれど、アヤシイ格好したのがやたらいるけど何かやってるの?」
春コミです

 さて、今回の春コミ、その特徴のひとつが24時間コミケと言うことで同人誌頒布が2交代制になっていること、もうひとつがサークルごとにイベントを企画して参加できること、さらに普段のコミケでは規制されていることの多くが撤廃されていることがあります。例えば飲食の販売などです。
 となるとエスカレーターを上って西4ホールに行くといきなりメイド喫茶があったりするのはいかにもコミケらしいところ。ただ店員は男性だけでしたが。
 先ほども書きましたが通常サークルは二部交代制で後半は夕方4時から、それまではここ西4ホールでのイベントを見学。ステージではコスプレコンテストや(ちなみに一番受けていたのはデカレッドの息子を連れたデカピンクのお母さん)、会場の端では日本ブレイク工業社歌でお馴染み萬Z(量産型)さんによるミニライブなどが行われてました。
 ちなみにその横で日本ブレイク工業製の(何故か)お茶漬けを無料配布してまして「さすがブレイク工業、太っ腹!」と思ったら賞味期限切れだった…やるな!
 出展で興味を惹いたのに九州大学の研究室が調査したコミケ参加サークルの動向についての発表がありました。ジャンルごとの傾向、男女別の出展点数などのデータがあったのですが、その中で各サークルの売り上げ数というのがありました。それによると全体の6割のサークルが1回の売り上げ数が100冊未満だそうで、となると毎回100部以上売り上げるウチのサークルって結構いい線なのかも…それでも数万サークル分の1ですけどね。
 そうこうするうちに二部開始。…ただビッグサイトの西ホールだけに全ジャンルを詰め込んでいますんでそれぞれのジャンルのサークル数は通常イベントよりも少ないぐらいでは。
 そんな中で収穫は刑事コロンボ本。でも掘り出し物はこれぐらいかな~。飲料の販売もあり同人ワイン(と呼ぶのか?)もあったのですが残念ながら品切れ。
 また二部だけのサークルイベントもありまして、こちらは「無意味言葉」(写真参照)「ちゃぶ台返し」(一般参加者が不満を叫びながらちゃぶ台をひっくり返す星一徹気分が味わえる!)など結構楽しめるものあり。こういうのも継続していくと洗練された企画が育っていくんでしょうけど、普段のコミケじゃ開催不可能かな~。
 私だったら「24時間耐久アニソン大会」とかやりたいとこですけど。コミケだったら途中で実際に歌っている歌手(声優)さん飛び入り参加などという事も…。
 という訳で6時頃で撤収。後は当日バラバラに集まっていたともりん氏、あいあん氏と合流、いつもの新橋のトラハで打ち上げ。

 家に帰り、NHKの熱球の伝説を見る。
 私は長嶋茂雄を神格化するつもりはありませんが、彼を取り巻く投手達が考え、工夫し、そして長嶋と勝負していく様には引き込まれていきました。今のプロ野球に物足りなさを感じる部分のひとつに、個人と個人の強烈な勝負の世界が、なかなか展開されない事があるかと。
 私が直接見た中では、山田久志と落合博満の対決を超えるものに、まだ出会えていません。今年はそんな勝負が生まれる事を期待。
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