しかし、６回まではミスも出て押され気味、攻撃陣は韓国の鉄壁の守りの前になかなか手が出ない、上原が一人踏ん張ってくれていた。にしても里崎は強気なリードするなぁ。上原だからこそ出来たリードなんだろうけど。
そして７回、松中が２ベースで出るが多村がまたしてもバント失敗、もはやこれまでかと思われたその時、
起死回生、福留渾身の一撃が右中間スタンドに突き刺さる!!
遂に均衡が破れた！さらに小笠原デットボール＆ワイルドピッチ(この辺り、粘りが身上の韓国にもさすがに動揺があったのか)、そして里崎がまたやってくれた！レフトオーバーのエンタイトル２ベース！後は全日本のキャプテン宮本さすがのいぶし銀なタイムリーにイチローもタイムリーで計５点！
その裏は上原が締め、８回は多村のダメ押しソロの裏には神と呼ばれた男、薮田がランナーを出しつつも抑える、そして９回大塚がピシャリと抑えてゲームセット！
日本、準決勝進出!!
しかし、ただ手放しで喜んでもいられない。
今日は見ていて「この調子じゃ空中戦に持っていかないと点取れないんじゃないかな」と思っていたらその通りになってしまった。打つべき進塁打、送るべきバントが決められなかった。私はバント作戦は好きではないのだけれど、だからこそ決めるべきときには100％決めて欲しいし、それがプロの技術というものだろう。守備も含めてプレーの精度という面では今日も韓国の方が上だったのではなかろうか。
そして、今日勝ったとはいえ韓国に負け越したのもまた事実である。むしろ韓国側から言えば、同一対戦相手に３連勝するのが大変なのは野球を知るものなら誰もが判っている事ではないだろうか。
今日勝ったからと浮かれるのではなく、今後の為に全てのプレーヤーは世界で戦うことを目標によりハイレベルにより精度高くプレーできるように目指してもらいたい。
そして日本球界は韓国に連敗した事をもっと重く受け止めてもらいたい。
で、きょうは２年分の鉄道データファイルを整理。結局一日かかってしもうた…。