アクシデント

 起きたら昼だった…。

 今日は昼過ぎから珍しく日テレで千葉から対イーグルス戦の中継。
 先発はここの所イマイチ調子の上がらない俊介、しかし、今日は違った。
 球の切れが戻ってきた。100km/h台のボールにも相手打者は手を出せない、これは俊介の術中だ。
 一方打線も初回に堀の一発、4割打者福浦が今日も打ちまくり、今江も復調の兆しを見せるタイムリーで着実に加点していく。
 そして、俊介がノーヒットピッチングを続ける。5回ぐらいから放送も「これは今日はやってしまうのではないか?」とにわかに色めき立ってきた。
 さらに6回にはこの日一軍に上がったパスクチがいきなりの3ラン。6点差が付きこうなると後はいよいよ俊介のノーヒットノーラン達成なるかに焦点は向いてくる。
 そして迎えた7回。打線も3順目になりここからが正念場。まずトップバッターは鉄平。
 …確かに、ここで少しやな予感はあった。前の打席で死球にしているだけに。そして初球。

 やってもうたーーーー!!!

 頭部への死球で危険球退場。スタンドからは悲鳴が巻き起こるが、これはルールだ、仕方がない。
 マァ俊介の球なら鉄平君も当たっても身体に問題はなかろう。
 この後、緊急登板になったであろう内がたった2球でこのイニングを終わらせたのはさすがというか何と言うか。
 結局は完封リレーで勝利。俊介には気の毒なゲームでしたが、マァノーヒットノーランを達成しても数十人の達成者の中の一人になるだけだし、それより「ノーヒットで危険球退場、その上勝利投手」なんて記録は、空前絶後のプロ野球珍記録として残るからそれはそれで貴重かと。かつてのマリーンズ(当時オリオンズ)には「あと一人でノーヒットノーランという所からヒットを打たれるを2度記録した」仁科選手もいることだし。

 んでもって中継が終わってから昼寝して夜起きて晩飯食って寝てもうた…。

 …
 ……

 しまったーー!天皇賞買いに行けなかった!!
 …マァ、どにみちディープインパクトで決まりだろうし、いっか。