奴の影はまだ見えない、しかし、徐々に追い込まれている事を肌が感じ取っている。
「ここまでなのか?いや、しかし…」
最後まで悪あがきをして見せた方がいいのか、駄目だ、もう頭が回らなくなってきた、疲労が冷静な思考と判断力を奪っていく。
その時。
俺には覚悟していた瞬間、奴にとってはゲームに勝利する瞬間だった。
最早俺が逃げる事ができないのを奴は知っていた。奴は堂々と正面から現れた。
「今日こそ払ってもらいますよ」
今月の支払い、18000円也。
昨夜まで行われました、オールスターゲームについて一言。
オールスターの魅力は普段対戦できない両リーグのトップ選手同士の対戦にありました、のだけれど。
パリーグとセリーグの交流戦も2年目に入り恒例となってくると、オールスターの存在意義がややぼけてしまってきている感があります。では最早オールスターは必要ないのかといえば、そうではない。
オールスターの魅力のもうひとつは「全力勝負」にあるのではないでしょうか。
例えば先発投手、ペナントのゲームではゲーム中のペース配分を考え、全力の7割程度の投球をしていきます。これが最初から100%の力で勝負してくる。守備でも通常ならリスクを考えて飛び込まない球にダイビングしていく。
第2戦の西岡-森本のダブルスチールなど、(今の野球では)まさにオールスターでなければ観られないプレーだったでしょう。
しかし、オールスターを観ていて、「全力の意味を間違えていないか」と思えるところがあります。
例えばライオンズの松坂、彼の直球は天下一品です。それが最初から全力で投げられるのであればこれは凄い球が来ます、まさにオールスターならではでしょう。が、それが「松坂投手の全力」でしょうか。彼のもうひとつの看板に高速スライダーがあります。この「凄い直球と凄い変化球」を織り交ぜたピッチングこそ松坂投手の全力なのでは。
持てる全ての力と技を出し切る事こそが全力なのではないでしょうか。
…なんて思ったのは、マサが打たれたからで、「てめぇ何でスライダー投げないんだ!」とテレビの前で叫んでいたりしたのであった…。
では本日の物欲
まんがタイムきららフォワード
ドキドキビジュアルな4コママンガ誌のきららが放つストーリーマンガonly雑誌の第2号が出ました。
…と書くと萌えキャラが「お兄ちゃ~ん」とか言ってるマンガばかりに見えますが、逆にストーリーや設定にオリジナリティさのある作品が多く揃っています。が一方キャラクターは「ツンデレ胸ペタ」とかとか既成のキャラのフォーマットに乗ったのが多くここは一工夫欲しいところ。
鋼の錬金術師(13)荒川弘/スクェエアエニックスガンガンコミックス
何か随分冒険してきたようですが、まだ13巻なんだな~、とか思ってしまったり。ここまで色々ありすぎた。そして、またまた最後のコマでこの引きは…ホークアイ中尉、それは?!
ケロロ軍曹(13)吉崎観音/角川書店コミックエース
こちらも13巻目…随分違うなぁ(笑)。西澤さん家がいよいよ金持ちのレベルを超えているんですが。