およぎ牛弁当

一文字屋/1100円
 松江駅開業100周年、松江開府400年を記念したお弁当です。隠岐諸島にある知夫里島では冬になると島から牧草の残っている島へと牛を泳がせて渡しているそうです。こちらのお弁当は全国でもここだけという泳ぎ牛の肉を使っています。
 …と、名前を見たおいどん氏、「肉になりそうになったので島から泳いで逃げていったんだ!」「逃げ損ねたのがお弁当になったんだ」「そう思うと可愛そうで食べられない」違うって(笑)
 肉はそぼろとロース肉、醤油などで煮込んでいます。味付けの塩は海士乃塩というのだそうで、説明によると「日本名水百選の天川の水が流れ込む保々見湾の海水を採水し、薪を使って平釜で丹念に攪拌を繰り返して煮詰めて仕上げられたもの」だそうです。

銀の鯖丼

 一文字屋/950円
 ご当地世界遺産の石見銀山と銀色の鯖をかけた…であろうお弁当。
 で、地元では魚介類のすき焼きをへか焼きというのだそうで、石見ではかつては犂(すき)の先を鍋代わりに使っていたそうです。
 で、ご飯の上に地元の鯖のすき焼きをデンと載せています。これにこれまた地元赤来町大和いもをかけて食べます。

五街道彩弁当

 新竹商店/1050円
 お伊勢参りで栄えた五街道(伊勢街道、伊勢本街道、和歌山別街道、和歌山街道、熊野街道)の名を取ったお弁当、ちなみに掛け紙に描かれているのはその街道を照らした常夜灯です。
 中身は胡麻風味の黒毛和牛あっさり煮、厚焼き玉子などです。
 さて、こちらのお弁当、レシピを作ったのは県立相可高校食物調理科の学生さんなのだそうです。高校生プロデュースのお弁当をお楽しみあれ。