去りゆく者

近所の鉄道模型店

 3月で閉店してしまうそうだ。模型の方は卒業してしまったので最近はショーウィンドを眺めるだけになっていましたが、30年来の馴染みのある店が閉まってしまうのは非常に残念であります。
 いろいろ思うところはありますが、まずはご報告まで。

白神浪漫

奥羽本線 秋田

白神浪漫
関根屋/850円
 五能線を走るリゾートしらかみ号のくまげら編成のデビューを記念して誕生したお弁当です。ご飯は勿論あきたこまち、これを舞茸のだしで炊いています。おかずも五能線沿線に関するものばかりで、ぶなしめじ、舞茸、とんぶり、ハタハタ唐揚、いぶりがっこ(囲炉裏端で燻製にした漬物)、しじみの佃煮、こごみごま和え、帆立の天ぷら、いくら醤油漬、ちょろぎ酢漬けといったところです。850円ってかなりお手頃価格のような。

女将のおもてなし弁当

東北本線 仙台

女将のおもてなし弁当

NRE/1100円

 旅館の女将に監修してもらったというお弁当、今回は宮城松島編だそうです。お品書きの順に紹介すると、咲きつけが菜の花と花小海老のお浸し、焼き物が松島といえば名物牡蠣とほうれん草のゆず味噌田楽、揚げ物は小海老とあさりのかき揚げ、筍の藻華(松島名産の海藻)揚げ、ししとう素揚げの3種類、煮物は瑞巌寺など松島の寺院の精進料理として食されている飛龍図(がんもどき)とクコの実、強肴としてまぐろの竜田揚げ、酢の物は牡蠣のマリネ、ご飯は牡蠣ご飯と鰻ご飯、松島はかつては鰻の名産地だったそうで。香の物代わりにあさりと海苔の佃煮となっています。