職場から

 武蔵野線回りで行ったら、各駅ごとにホームエンドでカメラを構える姿が見られたのだけれど、これは日常的な光景なのだろうか??

 何か来るのかと待ち構えていたが、結局定期列車だけだったっぽい。

そして、幕張へ

 夕闇迫るマリンスタジアム、ライトスタンドは既に満席、内野も徐々に観衆が増えつつあります。
 千葉マリンに集う我らと
  今、この海風受けて戦え
 さぁ、ゲームが始まる。
 先発はエース成瀬。打線はDHに前のゲームで好打を見せた今岡が入ります。…福浦やっぱ怪我の調子が悪いのかのぅ。
 ゲームは成瀬が不運なあたりもあったがいきなり2失点。さすがの成瀬もこのゲーム緊張しているか。
 …しかし、こういう展開時は案外攻撃陣が奮起して大量点を奪ったりするもの。
 その通りになるか、その裏、四球とエラーで1アウト1,2塁のチャンスに4番サブローの内野ゴロの間に1点。まずは得点を得たことでいやな感じは払拭できたか。
 そして今江が出ました、高い打球はそのままレフトスタンドへの逆転2ラン!
 これでペースはマリーンズか。
 以降成瀬は本来の投球を見せ始め、さらに4回、今岡のヒットから金泰均四球で続き、大松のセンター前!今岡気迫のホームヘッドスライディングで追加点!
 6回開始前にはシーズン最後の花火が打ちあがり、後半戦に。
 7回風船が舞います。この回に1点ずつ取り合い、マリーンズは成瀬から最近好調の内へと繋ぎます。
 いよいよ2点差で最終回、ここは今季抑えで活躍してきたコバヒロで…
 アレ、伊藤?
 ともかくのも1失点しながらも、最後スタンド総立ちの中セカンドゴロに打ち取りゲームセット!
 これで3位確定、CSへと進出決定!
 最後、西村監督の挨拶。
 「日本シリーズで千葉に戻ってくる」と力強い言葉が。

さて

 一時は首位に立っていたチーム、さすがに中盤まで借金生活だったファイターズに追い抜かれては大問題となるとこだっただけに、この結果には一安心といったファンも多いようで。で、「日本シリーズはちと無理では?」という空気があるのも確か。
 かくいう私も「リーグ代表としてシリーズに出るにはまだ一味ふた味足りない」と思う一人で。
 とはいえ、目の前のゲームに負けるわけにはいかない。来週からCSが始まる。

気になった事

 で、何で最後は伊藤だったんだ?コバヒロは何か投げられない理由があったのか?ストッパーから外すなら本人とはちゃんと話はついているのか?
 伊藤にしても、まさか最後自分が投げるとは思っていなかったのではないか?こういった選手心理をちゃんと捉えての采配だったのか。監督と選手の信頼関係に影響はないか、ちと気になるところ。
 もうひとつ、こちらはスタンドの方。
 最終戦って、いつも相手チームとエール交換するはずなんだけど、今夜はやらないの?あちらのファン最後まで残っていたけど…。

一方で

 地元チームであるベイスターズが身売りされるとの報道が。
 正直親会社に全くやる気が見られなかっただけに、ウーム、さもありなんといったところだが…。
 最近はハマスタに行くのは交流戦の時ぐらいなのだけれど、その時気になっていた事がある。
 それは「毎年、球場がやっている事が何一つ変わらない」という事。
 ゲーム前イベントはスピードガンコンテストと少年野球の内野ノック。ゲーム中はプリクラタイムとバズーカ砲。これ過去5年間繰り返し。
 …少しは工夫しようよ。
 この間、マリンスタジアムだとハード面ではウイングビジョンの設置、客席もスタンドデッキやピクニックボックスの新設など、いろいろな野球の楽しみ方をできるように工夫したりしています。ソフト面でもゲーム開催日にはスタジアムの周囲でマーケットを開催し(これも年々充実させている)、ゲーム前イベントは毎年、さらには各ゲームごとにも企画が替えられたりしています。
 要は野球以外にも楽しめたり、ゲームで負けてもまた次来ようと思わせるようにするにはどうすればいいかを球団が考えている訳であります。
 残念ながらベイにはそういった工夫が足りないというか、まるでなかったというか…。
 あんな横浜のど真ん中で野球やっているのに客足が遠のくというのは、かなり問題があると自覚していたのだろうか。次にオーナーになるところは、その辺改善される事に期待しよう。
 …その前に、横浜から出て行くと言い出さないようにせんとなぁ。