とかくこの商売をしていると

 他ではない仕事がいろいろ廻ってくるもので。
 という訳で今回は数年振りに防災服を着込んで昨日今日と震災被災者支援のお仕事に。
 とはいってもやってるのは避難所でのデータ処理やら何やらの裏方仕事がメインですが(表の仕事が何であるかは知らないが)。
 しかし、やっていると気付くのだけれど、データのファイル一つ取っても現場で毎日の様に改良しているという感じで。
 データもそうだし、その他の業務もそうなのだけれど、数年に一度は避難所が必要になる国なのだから、運営の仕方を国の方でマニュアル化しておいてもらって、誰が運営者になってもすぐ立ち上げられるようにならないかと考えてしまった。特にデータ関係は統一フォーマットであれば全体の集計や状態の把握なども効率的にできると思うのだが。
 ただその為には「誰もが運営をできる」よく訓練された国民でないといけないが。マァこんな一生の間に2度3度は自然災害に見舞われるような所に住んでいるのだから、それなりの能力はないと生きて行けないとも言えるかと。
 ところで、有難い事に現場には持ち込みを含めて多くの救援物資が届いていました。ただ、さすがに飽和状態になってきているそうで。その中でも下着だけはやや不足気味だそうで。やはり洗濯ができないからなのか、この辺は課題であるな。
 ボランティア申し込みもあるようですが、これもさすがに被災地という訳ではないので業務は職員だけで回しております。一方で医療関係やアミューズメント(?)関係はお願いしているところもあり(私のいるときには落語家さんがやってきた)やはり芸は身を助けるようである(?)。