朝出勤すると

 課長と係長が放射線の種類について論議していた。思わず参戦。
 しかし、ここ最近で図らずも大分核関係に詳しくなってしまったような…。
 ちなみにネタ元にしているのはこの辺kikulog…ニセ科学ハンター、阪大の菊池教授がいつもはトンデモ科学に突っ込んでいるブログ。事象に感情的にではなく科学的にアプローチしていく人が多いので参考になる。失敗学会…失敗から学び、新たな失敗を防ごうと活動する学会のHP。吉岡氏のメモを読むべし。講談社ブルーバックス…日本の原子力施設全データを無料公開していたけれど、再版されたので終了したようだ。

しかし思うのだが

 事故の初期は正直次に何が起こるのか素人にはまるでわからず(すいません、まさか水素爆発が起こるとは思わなかった)かなり戸惑ったが、事ここに来ると、例えば下水汚泥から放射性物質が検出されるといった出来事は、今までに発生した事象の延長線上で当然に起こりえると考えるのだが、そこを一つ一つ(?)大騒ぎするというのは如何なもんだろう。一方で予測される事態が起きたときの準備を怠らないというのは必要だと思う。
 ついでに、いまだに核爆発が起こると思っている人もいるらしい。ことこの先この国で生きていくのであれば、正しい知識を得る為に多少なりとも労力を割くのは必須であろうし、マスメディアもバイアスのかかっていない知識情報を流す所に存在価値が生まれるのではないかと考える。
 まぁ一方でこんな話もあるからなぁ。伝える側は伝える事象に対し伝える内容の10倍ぐらいの知識は持っていないといけないだろうなぁ。
 も一つついでに、前にも書いたかもしれないけれど、人は自分が信じたいと思うことを信じ、信じたくない情報は無意識に拒否してしまうものである。いわゆる専門家の意見を信じず怪しい説を信頼してしまう人がいるのはこの心理によるものである。自分も含めてこの心理の深みにはまらないようにしたいと思う。

で、最近見ているテレビ番組と言えば

 sakusakuと「旅チャンネル」の太田和彦の日本百名居酒屋。今夜は県内横須賀の昭和30年代の雰囲気がそのまま残るという「銀次」と藤沢にある肴が160種以上あるという「久昇」。これは行ってみたいが平日しか営業していないのが難(藤沢は土曜もやっているようだが番組自体再放送なので今はどうなっているか)。