商店街で

 閉店になった店の跡で、改装工事が始まったときのワクワク感は異常。
 しかし、出来上がったのが歯医者、美容院、整骨院だったときのガッカリ感はそれを上回るのであった(笑)。うちの商店街だとコンビニより件数多くあるよな~。
 ともあれ、とかく小売りには厳しい世の中である。飲食店はまだ特徴を出しやすいからいいのだけれど、いわゆる小売店は便利さと圧倒的在庫を誇るネット通販を相手に回して苦戦を強いられているのが実状。しかし、「選択肢が多すぎると結局定番を選択する」というのもまた事実であるし、必ずしも在庫の品数は店舗にとって有利不利にはならないのではないかとも思う。むしろ数ある品の中から店舗がその知識やセンスを活用して選択した品を並べるというのも店の特徴になってくれるのではなかろうか、そういった店が多く集まればそれは商店街の一つの文化になっていくのではないか、とふと考えたのであった。