お仕事

 夕方、頼まれていた資料を新宿まで運ぶため、分厚いファイルを背負って出発。
 で、着いてみると…。
「これじゃないですね。持って帰ってください」
 …昨日はいくら重量が増えても身軽であった鞄が、鉛でも詰まっているかの如く両肩に食い込んでくるのであった。