温泉旅行

 せっかくの連休である。ので、旅に出ることにした。
 といっても一泊旅行ではあるが。
 新横浜から新幹線こだまに乗車。
 普段なら来た列車に飛び乗るところであるがそこは連休、予め指定席を予約。オット、一番いい席だ。ちなみに隣の席の方々は…
 自転車だった(笑)上の人などいない!(いやデッキにいたけど)
 では朝食。

「カチョーッ!」「ブチョーッ!」

 さて、新幹線でどこまで行ったかというと、
 掛川で下車。
 連休とあってか普段からなのか人影の見えない駅前の道をまっすぐ歩き、着いたのが…
 掛川花鳥園である。
 にしても 入口に長蛇の列ができているとは!連休なのに客がいなくて大丈夫だろうか、といった展開を予想していたので(失礼)ちと驚いた。
 さて、しばし並んだ後に入場してみると、
 早速餌付けイベント発生(笑)勿論餌は別売り、この先も餌の為に搾取されるのであった。
 園内は温室になっている全天候型施設、そして数々の花が飾られ色鮮やかな鳥が飛び交うのであった。

 そしてその先に何故かドクターフィッシュが。こ、これは恒例のもののためにもやるしか…
「私ストッキングだから~」とはるぅ嬢。となれば、
 300円也を払い挑戦。では私のせくしぃしょっとをば。
 …こ、これは悶えるぅ~。
 画像にもよがっている感が見て取れると思われます(そうか?)
 続いて屋外でのバードショー。…もうちっと高く飛んでくれると嬉しかったな。
 屋内に戻り、ワライカワセミのケラちゃんと撮影、一枚200円也。
 こ、この何か体験しようとする度に金を取られるというのは某アメリカネズミ商法に通じるものが…。
 なお、他にペンギンを膝に乗せて写真が撮れるイベントもあったのだが、こちらは整理券が瞬殺であったようだ。わざわざ早い新幹線で来たのに意味がなかった…。
 フラミンゴなんかもいます。この後どつき回されたが。
 ではここらでお昼にしよう。園内ではバイキング料理なんてものやっているのであるが、我々には駅で仕入れた弁当がある!

花鳥園続き

 引き続いてエミュー牧場へ。
 餌代200円也を払って購入したら…柵の中に入る前に食い尽くされた。恐るべき攻撃性。さらに中に入っても「餌ないのか~!」とここでも鳥にどつかれる(笑)
 この後、るぅ嬢しこたまグッズを買い込み花鳥園終了~。

掛川へ来たのだから

 続いては掛川城へ行ってみた。
 城の天守閣へは位置エネルギーを稼ぐ気力が起きなかったのでパス。
 掛川城御殿。天守閣は平成になって再建されたものだが、こちらは当時の建物。実際の公務などが行われた場所だそうだ。
 こちら二の丸美術館。丁度やってた日本絵画展にしばし感性をゆさぶられる。
 …が、あまり時間がかけられず移動。何せ次に乗るバスは2時間に1本しかないからな。

真砂館

 という訳でバスに揺られること20分ほど。市の外れにある倉間温泉まで来たのであった。
 これに乗ってきたのだ。ちなみに乗客は終始我々2人のみであった…。
 本日の宿、真砂館へ。
 何故この宿を選んだか?それは「旅チャンネル」でやっていた「秘湯ロマン 」で紹介され気になったからだ。
 そして、こちらがこの宿の名を全国に広めた名犬ウィンキーの銅像である。
 入口には、宿主手製の観音像やこの宿に逗留された永平寺の偉いお坊様の書などが飾られていた。
 宿内は吹き抜けの周りに客室が配置されていたりとなかなか面白い。
 では早速風呂行ってみよう~
 シンプルな感じだがお湯の質がなかなかに良かった。浸かっていると疲れが抜ける感が感じられる。
 宿の周囲を散策してたりするうちに夕食となった。
 結構なお庭で。なお、料理の紹介はお品書きによるもので、当人たちは「うまい、おいしい」と食べまくっただけである(笑)
食前酒
お箸初め
 蓬豆腐、鱒いくら、蕨美だし、山葵
お口取り
 筍木の芽和え、松風焼き、粽麩、柏餅、鱚月冠山吹揚げ
お向付け
 鮪造り、鰹銀皮造り、鯛造り、鰆造り、烏賊鹿の子作り、あしらい
お凌ぎ
 厚焼き卵、小袖笹寿司
お炊き合せ
 あいなめ山吹煮、小芋茶巾煮、蕗煮、合鴨吉野煮、小切り茄子茶筅煮、木の芽
お焼き物
 鰆西京焼き、葉付き金管、はじかみ
お温鉢
 甘鯛献珍蒸し、木の芽餡
お酢の物
 飯蛸、法蓮草、芥子味噌煮
お止椀
 スッポン仕立て
 穴子豆腐、透かし大根、三ツ葉
お食事
 山菜御飯
お香物
お水菓子
 折角なので記念撮影。なお撮影してくれたのはおそらく宿の跡取りの方なんだろうが、雰囲気が職場のK君に似ていて何となく応援したくなるのであった。
 といったところでも一度温泉に浸かって、就寝。