鉄の朝は早い

 …いや違うって(笑) 折角の温泉なので朝風呂を堪能。その後、宿の周囲を散歩してみた。 宿のエレベーターに貼ってあったポスターだが…ここにもか。しかしまんまミク似なのが気になる。
 電車に乗っていてもわかるけどこの辺は防砂林としての松林が多い。江戸時代から植えられているそうだ、と案内の看板には書いてあった。
 展望台からのオーシャンビュー。
 おまえ飼い主はどこだい?
 この辺には人魚の伝説があるんだそうだ。なので人魚の像。
 人魚公園。 これでこの辺の観光終了~。夏場は海水浴で賑わうのだろうが夏休みが終わったんでちょうど端境期だったと思われる。 では宿に戻って朝食である。列車の都合で早めに準備してもらっている、ありがたや。
 お刺身などなどです。
 今の時期の名物らしいメギスである。なかなかに旨し。
 こちらの朝食名物になっているあら煮の味噌汁です。
 では名残惜しいが宿を後にすることに。帰りは宿の車で駅まで運んでもらった。
「今日は仕事ですか?」
「いや遊びですよ。列車の写真を撮りに米山まで」
「あそこの道の下でよくカメラ構えている人がいますよ」
 スイマセンそこはおそらく有名撮影地です。ご迷惑をおかけしております。
 ちなみに宿の方は米山に駅があることを存じてはいなかったようだ。この辺に鉄道の問題点があるようにも思える。
 潟町駅から朝の通学電車に乗り込み米山駅へ。
 さぁ、あの山の上まで歩いていくよ(笑)
 途中、あちこちに謎のオブジェがあるのだが…。


 大分気温が上がってきた中、撮影ポイントに到着。平日なのだが2鉄ほど先客がいた。ただこの後一本撮影したら引き上げていったので出勤前だったのだろうか。

米山-笠島

ここに地図携帯用地図 米山駅下車、駅前の道を直進して国道に出る。国道を左へ。国道が登りにかかるところで左に入り米山の集落をそのまま直進。集落が切れ関所後の看板があるあたりからは葛折りの登りになる。登り切ったところが展望台。この展望台あるいはその手前の坂道あたり。展望台へは国道からも道有り。米山の集落に自販機、商店有り。なお国道から展望台までの道が地元の自動車教習所のコースになっているようで1時間に1回、仮免の車が通過していく。

さぁ夏の天気になってきたぞ

 ここで撮影するのは置き換えが発表されている115系と485系ですかな。EF81も大分数を減らしているようだ。
 にしても…日が昇ってくるにつれて朝は雲がかかっていたのがそれが取れて日差しが直接当たるように。まぁ雲があれば光線状態が~とかいって晴れれば焼かれる~と文句を言いたくなるのだから人は勝手なものである。
 なお、列車待ちの間貨物がこないか確認しつつポメラで日記を打っていたりする。
 快速くびき野を撮影して、さぁ引き上げるか。
 …しかし暑い。残暑もおさまっているかとこの時期に夏休みを設定したというのに…。
 米山駅にて。EF81通過。
 再び信越線で一度直江津へ戻ることに。
 北越の入線シーンなどを。
 直江津で駅弁を購入。ちなみに以前は駅前のホテル2社が販売していたのだがどうやらイカヤさんは撤退してしまったようだ…。

そして

 田んぼの真ん中という事は…逃げ場がないと言うことである。
 暑い、焼かれる~!!
 段々と思考能力も失われていく、そういやいつの間にか傘がなくなっているなぁとかおぼろげに思っている中、特急はくたかを2本撮影。
 次に乗る列車までさらに2本通過するはずだが熱と光にとても耐えられないので駅での撮影とする。
 …で、駅まで戻ると、オヤ、駅からなにやら列車が発車するぞ?
 East-iだった。
 そういや昨日直江津に止まっていたがほくほく線に入っていたのか。
 駅に戻ったところで昼食。

さらに撮影

 駅にてはくたか撮影。ちなみに特急通過のホームには入れないので注意。
 では乗車。
 さて北越急行と言えば北陸新幹線開業の影響をもろに受けて都市間連絡線からローカル路線に転落してしまうのだが(マァだから線内ではくたかを撮影してたのであるが)その準備はなされているのだろうか。特にほくほく線は長大トンネルが多いなど維持費が他の3セク路線よりかかりそうだし、今後どのように路線を活用していくのか見物である。

ここにきて…

 さて、列車は六日町に到着、乗車した列車は当駅止まりであるので上越線に乗り換え…のはずだったのだが。
 当該の一本前の列車が車とぶつかる踏切事故に巻き込まれてしまったそうで全線運転見合わせ。「ネタ発生!」とか喜ぶきらいもあるが正直早いとこ湯沢で温泉に浸かってさっぱりしたいと思っていた身としてはドライバー許すまじ!の心境にしかならなかったのであった。
 マァとはいえ列車もそうすぐ動く様子もなさそうなのでさてどうするか、と思案していたら…
 駅の中に棟方志功アートステーションなるものがあった。これも何かの縁であろう、寄ってみることにした。
 …うーん、氏の版画は私にゃ難しいわ(笑)ただ同時に展示されている他の作家の作品がなかなか面白かったので入場料分は取り戻せたであろう。
 結局、1時間後のほくほく線からの直通越後湯沢行きに乗車。
 久々に湯沢の駅に来たらなにやら雰囲気が変わっていた。
 さて、今日はどこか旅館の日帰り入浴でも利用しようかと思ったのだが時間も遅くなったので駅内のぽんしゅの湯で間に合わせることにした。
 といったところで後は土産を買って帰るだけなのであった。
 新幹線に乗車したら隣の人がビールを写真に撮っていた。これが恒例の宴会開始ってやつか、そうかそうか。
 一方私も車内で買ったお茶が珍しい銘柄だったので写真に収めるのであった(笑)
 という訳で無事に帰宅。では夕飯。

おらとこのご馳走(ごっつを)

 1000円/ホテルハイマート
 ごっつをとは直江津でご馳走の意味だそうだ。季節限定似鱚(にぎす)のお弁当。地元ではめ鱚と呼ぶんだそうだ。そういや今朝の食事にも出ていたな。
 さて中身はめ鱚三昧でフライ、煮付け、干し魚、つくねと色々形を変えて調理されています。「塩辛いよ~」とは立ち売りの方のお話であったが確かにこの干したやつは塩辛いな、だがそれがいい。
 ご飯はサツマイモ飯(なぜ?)付け合わせは生麩と干し柿です。