エンブレム撤回

 朝、職場に行ったら既にポスターが撤去された後だった。
 仕事はえーよ!!(笑)
 さて、今回の件で感じたのは「ネットは便利だが便利に使えない」ということか。ネット上のデータをどこまで使うことができるのか、著作権法の講習なども聞いたことがあるのだが、なかなか素人には判断がつかないところもあるので、どこかでわかりやすい解説が欲しいものである。
 個人的には今回の一連の盗作騒動では、ネット上の写真などを素材として使ったのはデザインのアイデアそのものがオリジナルであれば著作権的には問題ではあるが、そこまで責められる必要もあるかと感じる(と書くと誤解を生みそうだが)まぁ著作権フリーなのを使えば良かったという話に落ち着くのだろう。一方で墨文字が溶けていくようなアイデアそのものを盗用したのはこれはパロディにもインスパイアにもオマージュにもなっておらず、クリエイターの資質に関わる大きな問題だろう。 ちなみに本筋とは関係ないが、眼鏡の作品を見てどうも違和感を感じたのでるぅ嬢の眼鏡で試してみた…ウン、やっぱりこの指の位置では蔓を支えることができんわ(笑)
 で、今回のエンブレムであるが、これが盗用であったかどうかは実は定かではない。前にも書いたが、単純な図形でアルファベットを表せば、似たような作品があるのは避けられないと思われる。…が、それでも撤回せざるを得なかったのは疑惑云々より、単純に作品としてのクオリティの問題を多くの人が感じていたからだろう。そしてこれが本当にコンペ応募作の中で最も優れた作品だったのか、残り103点の応募作を是非みてみたいものである。