では本日もお仕事

 という訳で詳しい話はここには書けないが、戦後の入植地でかつては盛んであったであろう酪農地帯の兵どもは夢の後といった廃墟マニアが寄ってきそうな場所やら密林の中わずかに残る道路を車を捨て分け入りマムシや等が襲ってくるのを避けつつ辿り着いた目的地で果たして川口弘探検隊がそこに見たのはやはり廃墟マニアが寄ってきそうな地点とかを回るのであった。

鵜飼商店

 さて、午後もみっちりスケジュールを組んだ中で業務をこなしていったのだが…
 途中波浮の港に寄った。で、ここの名物が…
 このコロッケである。うまうまである。大島名物でここでしか食べられないので近くに寄ったら是非食べていこう。
 そういえば、戻ってから思い出したが、大島って何かのアニメの聖地でなかったかな~と検索したらビビッドレッド・オペレーションがひっかかった。うむ、そういやそうだ、ここ波浮も登場していたようだが1話しか見てなかったから関係ないや(笑)
 ひとつぐらい観光名所を紹介しておこう。

二年が経過した

 本日最後に2年前の土砂災害の現場を視察した。
 既に土砂は撤去されているが、当時の状況を伺うに思っていた以上に大規模なものであったことが実感された。
 写真でもわかると思うが、地層断面の下は溶岩が固まったもの、その上に火山灰といわゆる土壌が層をなしている。当日は押し寄せる雨雲が三原山にぶつかったところで雨を降らせ、結果1日で800mmという雨量を記録、この雨が染み込んだが水を通さない溶岩層の上に溜まり、結果その上が滑り落ちた、ということだそうだ。
 こちらの構造物は本来は噴火の際に溶岩をせき止める為の施設であったが、結果としてここで土砂を相当量受け止め、島の中心である元町地区の被害を軽減させることができたそうだ。
 改めて現場を見ることの重要性を確認させられた

 本日も魚介類がたんまりなお食事である。
 しかし、ここで悲劇が!
 燃料がシェフ大泉のフランベの如く盛大な勢いで炎を上げる!
 そして鍋の底が抜けてしまうのであった。
 さて、食事の後は風呂だ。
 露天風呂があるでよ。町の中心で天然温泉が味わえるのは島ならではである。
 …と書いていると楽しんでばっかりのように思われそうだが、宿にいるうちもいろいろと雑務があったりで「実は割に合わないんじゃないか?」と気づき始めた2日目であった。