箱根駅伝
…が、往路は前後ともに他校から離れたりとで、中継所以外ではテレビ画面にも入ってこない地味~な展開となったのであった。
kashmir/芳文社 まんがタイムKRコミックス
これが最終巻となってしまった。実に11年に渡る連載であった。今となっては本誌の中でもかなり異質な作品になってしまったのだが、正直きららMAXは○本の住人が目的の50%は占めていたところである。キャラット連載のGAも最新号にて連載が終了してしまい、今後のきらら購入について方向性を考えることを迫られているのが正直なところだ。来月からkashimir先生の新作が始まるのでしばらくは様子見かな。
水木しげる//KADOKAWA 角川文庫 み18-64
昨年残念ながら世を去った水木御大による古代史コミックである。境港育ちの水木先生、この作品は描かねばならぬ使命感を持って書き上げたそうで古事記の出雲に関わる部分を現実にはなにがあったかを先生の考察を重ねつつ物語を展開している。にしても、これ描かれたのが2011年頃である、晩年の仕事とは思えない質量である。
橋本健二/祥伝社 祥伝社新書 450
それは戦中戦後の闇市から始まった。以前江戸時代の居酒屋についての研究がまとめられた を紹介したが、こちらは近代の居酒屋の発展とそこで飲まれる酒の変遷について述べられている。特に戦後直後について多くページが割かれており、当時の作家の随筆や映画のシーンといったものを資料とし当時の居酒屋の姿を浮き出して見せている。また居酒屋本というと大抵独立した店が紹介されるが、こちらでは戦後居酒屋の一大シーンを演出している大手チェーンについても触れられている。