第51回京王駅弁大会

 今日は全国的に七草粥の日である。
 …が、今年はそのような行事にかまっている暇は、いや胃袋ない。
 本日より京王百貨店名物駅弁大会が開催されるのである。
 さて、最近この駅弁大会も隆盛を極めるようになり、例年開店30分前から並んでいるのだが最近はこれでは最初のエレベーターに乗れなくなってきた。そこで今年はさらに15分早く着くようにしたのだが…既に2巡目のエレベータの位置になっていた。その後も行列は伸びるばかり。毎度のことながら待機列で一年が終わり待機列で始まるという生活は何ともはや。
 さぁ10時になって開店、まずは実演販売の駅弁を何点か購入、そして数多の参加者やらテレビクルーやらをかき分けて輸送駅弁のコーナーへと向かえば、行列が上の回まで延びていた。…10数分で順番が回ってきましたけどね。レジがバーコード対応になって処理速度が上がっているようだ。
 最後に仙台銘菓萩の月を購入。1個ずつばら売りしてくれるとは、例の過剰包装もなく食べたい量だけ買えてありがたい。
 一通り巡って職場へと向かう。それでは本日の戦利品おば。

丸亀名物骨付鳥弁当

 1350円/高松駅弁当店
 四国香川の名物はうどんだけではない、丸亀のB級グルメ、骨付鳥の弁当である。スパイシーな鳥肉に鶏油をかけて食べるのが流儀のようで、なかなかに旨い味である。
 ちなみに丸亀駅では今まで確か駅弁は売られていなかったと記憶しているので、果たしてどこが作っているのかと思ったら、高松で販売しているとこだったので、本当に丸亀駅でも売られているのかと調べてみたら、kioskで販売しているようである。

家に帰ると

 るぅ嬢が「駅弁大会テレビでやってたよ~」とのこと。で、「一番前にいた人がとっても駅弁ヲタクだった」と嬉しそうに話していた。何でも朝の5時半から並んでいたそうでいやさすがに私ぁそこまでやる気は起きないのぅ。若さ故の過ちか。

海苔べん

 900円/福豆屋
 で、夜も当然、駅弁である。
 こちらはるぅ嬢がご所望の、その名の通りの海苔弁当である。ご飯はおかかをかけた上に海苔を載せ、さらにご飯の間にも海苔が挟まっているという正しい海苔弁の姿である。おかずも厚焼き卵に鮭の切り身、煮物とこれまた正調海苔弁の姿と言っていいであろう。

さばえばっちゃんのおこわ

 1280円/肉のふがね
 ここで紹介する前にまず「そもそもこれは現地で売られているのか?」からリサーチしてみた(いや最近は駅弁大会にしか現れない駅弁というのもあるからねぇ、それは駅弁といえるのか?)。一応駅ビル内の地元品物産店で売られているようである。
 という訳で中身はおこわを中心に鮭の切り身や煮物と確かにばあちゃんの料理といった内容である。