旅行会社/不要な者/ID

「なあクマさん」
「何だい八っあん」
「マリーンズにマジック点灯ってあるけど、マジックって何だい?」
「そらお前、ポスターに文字書くやつだろ」
…という訳で、マリーンズファンには正体不明なものが点灯している今日この頃です。

 昼休みに旅行会社に行って週末の宿の手配。夕方にはクーポン券ができるというので取りに行くと…
 すぐに支払いを済ませて帰ろうと思ったのですが、なかなか券が出てきません。おかしいな~と思って待つことしばし…。
「スイマセン!宿泊日を来月と間違えて取っていました!」
 いや、気付いたからいいですけどね。

 プロ野球ファンにとっての悲劇が訪れました。ナベツネが球団会長として復帰するそうです。辞任から1年も経たないうちの復帰という事で、これで奴が何の反省もしていなかったのが良くわかるというものです。が、それよりも、今日の成績の低迷とホーム、ビジターともに集客力を低下させたチームしか作れなかった元凶を再び要職につけるとは巨人の自殺行為か。本人も自覚が無さ過ぎると言うか何というか…。
 ともかく、奴が昨年の騒動から学んだことは、ファンが望む方向へプロ野球を発展させるという考え方などではなく、自らの理想を実現させるためにはファンの目が及ばないところで事態を進めないと成功しない、といった事のはずです。奴が自らの理想を捨てたとは到底思えません。我々は奴が再びプロ野球を窮地に追い込む事のなきよう、常に監視せねばならない。我々は昨年のあの日々を忘れてはならない!

 な訳で、今日のジーヤンツ戦は負けられないゲームになりました。開始前、スタメン見たときは「両翼が両外国人?!長距離打線相手に守備は大丈夫なのか?!」と頼みはセンターの代田だけと思ったのですが、前に飛ばなきゃいらぬ不安だったか。1回、小坂がいきなり先制のホーム!相手のミスは見逃さない今年のマリーンズの特徴が出ました。4回にはその代田がスクイズ!先週のカープ戦で学んだか、1点の大切さはタイガース戦で身につけたか。この1点を守りきって勝利!良くわからんけどマジックってやつはひとつ減ったんかな。

 昨日今日のニュースや新聞でIDなるものが取り上げられています。ノムさんの野球のことではありません、Intelligent Design(知的計画)とかで、進化論に対する天地創造説の発展系のようなもので、生命の誕生や進化の背景に知的存在(≒神)があるというもの。アメリカでは学校で教えようとしているようです。
 化学系の人間にとって生命活動は、化学反応の集合体といった認識なのですが、一般人はそうは取れないようで。
 生物と他の化学物質との違いは、自らの手で自らの複製を作り出すことができる能力があること、という見方があります。そうすると最初の生命は、たまたま偶然化学反応が起きて出来上がった物質で、そいつが自分の周りにいくらでもある材料(この場合アミノ酸)から自分が触媒になって反応を起こしてしまい、そしたら自分と同じ組成の化学物質が出来上がってしまった、ってあたりではないかと。これだと別に生命誕生に知的な存在なんていらないと思っちゃいますけどね。
 科学者が神の存在を感じるのは、例えば物理法則がひとつの式で表され、さらにそれが宇宙のあらゆる場所で通用する事を知ったときなどであります。人間は法則を発見することはできても、法則そのものを生み出すことは出来ず、さらにそれが美しい式で表されることを知ったとき、それを作り出した存在を感じるのです。
(その存在が本当にあるのかないのか、それは誰にもわかりません)
 ともあれ、科学(この場合進化論)で説明できない事を全部神様に任せちゃうと、本来その謎を究明することによって起こる科学の発展を、そこでストップさせ、以後何も考えなくなってしまいます。変な学説(にもなってないな、証拠もないし証明もされてないんだし)が教育の場に出てこないことを祈ります。


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