九州旅行最終日~一応観光も撮影もこなした事にはなっている~

 メガネ萌え~(違)

 九州旅行最終日、今朝も早よから博多駅へ。今日のトップランナーは特急かもめ。これで一気に長崎まで向かいます。

 長崎駅到着、さて、これからどう行動するか、オ、向かいのホームにはハイパーサルーンが止まっているな…と、そちらを見ながら歩いていると…

 ドカッ!!

突然体を襲う衝撃、しかも右膝には激痛が。一体何が起きたんだ?!ア、ホームの柱にぶつかっていた…。
 マァ道を歩けば電柱にぶつかる人間のやることですので。しかし、これから観光で歩かにゃならんのにこれは痛いなぁ…。と、そこへ一枚の立て看板が。

 「レンタサイクル(電動アシスト)みどりの窓口で受付中」

これだ!!迷わずレンタル。
と、いう訳で電動アシスト自転車初体験、一度ペダルを踏み込めば…ヲオ?!軽い!!しかも加速が速い!!こいつとなら何処まででも行けそうだ!アシスト自転車からロードタイプに乗り換えたナギサちゃん(byアオバ自転車店)の気持ちがわからん(笑)

 んでは早速長崎観光開始!まずは眼鏡橋から。が、橋はともかく前後が昨年の台風でやられてしまって工事中。ちと風情がないのが残念。
 お次はオランダ坂へ。石畳敷きで坂を囲む建物にも風格があり、なかなか雰囲気をかもし出しています、が、何かが足りない…ここはひとつ、リリアンな女学生さんたちでも配置してですな(以下略)

 こうして回っていますと、長崎という所は街全体が統一された色を持っている気がします、明治期以来の歴史ある建物が残っているところに、最近建てられたマンションなども従来からある建物に溶け込むように敗色やデザインがなされているようです。
 とかいっているうちに、カステラの老舗福砂屋へ、ちょっと家に一本買って行くかな。

 次はグラバー邸へ。途中の路面電車の末端区間も石畳の上を単線で走ってなかなか萌えるものを感じるのぅ。で、斜め移動タイプのエレベーターなどを乗り継いで入り口へ。市内にあった西洋人の邸宅などを集めたのですが、丘の斜面に移築してあるので下まで行ったら今度は延々登っていかねばならないのかと余計な心配をしてしまう(実際は機械仕掛けで登って帰れます)。
 
 最後に出島のあった場所へ。今は埋め立てで島にはなっていないのですが、その場所にはミニチュアの出島があります。ここだけ東武ワールドスクェアかいな。
 で、長崎駅に戻ってきました。市内観光の総所要時間1時間40分!…アホか、お前は!!
 長崎駅で駅弁購入の後、返しのかもめに乗車。今度は諫早ですぐに下車。
 ここからは大村線の旅になります。車内で早速本日最初の食事(遅!)長崎駅で購入したトルコライス弁当を。なぜ長崎でトルコなのか?というより、カレーピラフとスパゲティとトンカツのこの料理のどこがトルコなのか?大いなる謎に襲われます。
 で、購入時に売り子のお姉さんに聞きました。「何で長崎でトルコなんですか?」「長崎の名物料理だからです」
答えになってねーーっ!!
 …なので、後からネットで調べてみました。諸説いろいろあるようですが、実際のところはよくわからいそうです。事実として、長崎の洋食屋さんではどこでもこのメニューがあること、そして、長崎の人は全国どこでもこのメニューはデフォルトで存在していると思っていることです。
という訳で長崎へ行ったらちゃんぽんでもカステラでも卓袱料理でもありません、トルコライスを注文しましょう!

 大村線の旅は途中で→な写真を撮りつつ進み、千綿駅で下車。ここで大村湾岸を走る列車を撮影。駅から少し離れたところでカメラを構える事に。やがて、列車がやって来ました。カーブを曲がるここがシャッターチャンス!

 シャッターが落ちねぇーー!!

 どうもカメラのボディーを替えてから望遠レンズとの相性が良くない感はあったのですが、まさかここでこんな目に遭うとは…。夏ボーの使い道が決定した瞬間でした。

 再び大村線に乗り早岐で佐世保線に乗り継ぎ佐世保へ。
 佐世保というと、最近はハンバーガー発祥の街として売り出しており、市内各店舗がオリジナルのハンバーガーの味を競っています。…が、私の胃袋には限界がありますのでそんなものには目もくれず駅で名物のあなごめしや高菜めしを購入(ハンバーガーは次の機会ということで)。
 とりあえず駅前が港なのでボーっと眺める。フェリーの後ろに自衛艦が見える姿が非常にシュール。

 佐世保から特急みどりで戻っていきます。途中の有田は有田焼の窒元の合間を線路が縫っている感じ。次はここで撮影してみようかな…。
 途中の鳥栖で下車。一度鹿児島本線を久留米まで戻って駅弁購入。そして、今回JR最後のランナーは特急「あそ」。一気に博多まで戻ります。

 博多から地下鉄で福岡空港へ。ここで訂正があります。JR最後のランナーは筑肥線からの103系でした。そして、さらば九州…とはいかず、ここから路線バスに乗り込みます。揺られること20分弱、博多の森を越えたところで、それは見えてきました。

 旧国鉄線の駅跡に出来た志免鉄道公園でバスを下車、歩くことしばし。 
 ここが今回の最後の目的地。志免町にある炭鉱の跡です。
 TVのCMなどで見られた方もいられるかと思いますが、コンクリート造りの独特の建物はその上部に坑道から採掘した石炭や人員を運ぶエレベーターのための巻き上げ機があったそうです。
 で、スケッチブック1巻の2ページ目に登場するのですが…実物を目の当たりにすると、何というか、物言わぬ中の重厚さというか、その存在感には惹かれるものがあります。隣の敷地に最近出来たらしい地域の住民センターがあって親子連れが多数騒いでいたりしているのですが、その間で空気がまるで違ったものになっています。

 しばらくの間、その前で佇む。

ちなみに、かなり老朽化が進んでおり、さりとて補修して文化財として残す訳でなく、このまま自然に朽ちていくに任すようです。いずれは消滅してしまうのでしょうが、それもこの建物らしいのかと。
 いや、ここは来てよかった。

 戻ってきてから、ここを足掛かりに筑豊の炭田についてちょっと調べてみたのですが…もぅひとつの炭鉱ごとにひとつの歴史ありといった感が。そこで何が起こっていたか、日本人なら知っておかねばならない歴史のひとつでしょう。

 空港に戻って後は東京へ飛ぶだけとなりました。さらば九州、また来る日まで…。
 …飛行機で隣り合わせた方、どうもジャ○―ズ系の追っかけのご様子、見るからに1日目の芸能サークルで本売ってます、ア、ボーイズラヴ系だから事務所には絶対内緒ね的なオーラが漂っておりました。イヤ別にだから何だという話ではないのですが。

 羽田の新ターミナルに定刻到着、タラップから出口までたーっぷり歩かさせられました。交通機関というのは施設が新しくなるたびに不便になっていくような…。

 と、いう訳で戻ってきました。マリーンズは名古屋で3連勝したそうな。やはり行き先を間違えたか?!
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