超絶メジャー曲の日

 超大型台風が関東地方を襲おうという日、こんな日は家でじっとしているのが一番、外に出ようなんてのは阿呆のする事ですな。

 初台の駅に立つ阿呆がここに一人(笑)。
 本日はるう嬢主催、「超メジャー曲ばかりなんです」と誘われて東京はオペラシティまで新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会にやって来ました。メンバーは他にお馴染みのW氏とT君。

 台風だというのに客席はほぼ満員、皆さん熱心と言うか何と言うか。
 といったところで演奏スタート!まず一曲目は、

 ラフマニノフ   ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
 ピアノ演奏は清水和音…って、先日のN響で3番を聴いたばかりじゃないですか。図らずも立て続けに同一演者で2番と3番を聴くという、そうそうある機会じゃない経験をさせてもらいました。

 二曲目は

 ラヴェル ボレロ
 生では久々に聴きました。まずは入りのフルート、思っていたよりハッキリ聴こえます。途中ホルンがいやに色っぽい音だったような(何でだろ)ちなみに↑のような事はありませんでしたので(笑)

 そして本日のメインは
 ドヴォルジャーク 交響曲第9番ホ短調op.95『新世界より』
 これも生では久し振り。んで、この演奏会の前にらぶげっちゅ~違う指揮者による同曲演奏を見て(聴いて)おりまして。この中の第四楽章、指揮者によっては入りのバイオリンと金管楽器の間にかなり溜めを作る人もいればアッサリ流す人もいるし、サテ本日は如何な指揮となるか?と聴いていたら割とスタンダードに行きましたな。
 といったところで終了~。

 ホールを出ればそこは嵐の真っ只中…といったことはなく、かといえ夕食まではまだ時間がある…ので。
 下北沢まで移動、ここでT君ご推奨の喫茶店へ。
 駅から離れた住宅地の真ん中、入った店は…喫茶もあるけれど同時にワインやハムも振舞うと言うお店、こんなの下北沢でなければやっていけない商売だろうなぁ。しばし談笑。

 そして本日の夕食はまず場所を移動、これまたT君が見つけたという(良く見つけてくるもんだよな~)、豪徳寺にある三輪亭。こちらの料理はイタリアは南チロル地方の料理だそうです。思わず頭の中に「♪チロ~リア~ン」なんて懐かしいフレーズが浮かんでしまった。
 店内に入るとヨーデルの軽快な音楽が流れ気分はもうヨロレイホ~(違)
 という訳でワインなど飲みつつ本日の演奏の感想など。るう嬢とT君はラフマニノフは2番か3番かで論争になっています(いやそこまでではないが)。
 さて、注目のチロルの料理とは?

 山間の地方ですのでハムなどの肉が目立つところ。ちなみに右上と左下はパスタなのだそうです。そう、例え我々には鰯のつみれやすいとんに見えてもそれはパスタなのです。ちなみにメインは子羊肉、いやどれも楽しいお味ですわ。
 最後のデザートにはまたも鰯のつみれ登場!(だから違うって(笑)本当はパンから作ったものだそうで)これをほぐしていくと中から黒い粒が…食べてみるとチョコレート。
「これってチロルチョコ?チロルチョコ!?」
いや違うって。
 そんなこんなで終了~。
 久々に世田谷線に乗って帰ってみたり。


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