サイコロの旅2日目

 鉄の朝は早い、ので朝6時半、新潟駅へやって来ました。
 今日は基本的には何とか盛岡までは着きたいと思いつつ、白新線経由村上行きの電車に乗車。当初空いていた車内はやがて通学の高校生で埋まっていきました。
 …いや~、電車の床に座り込む、一昔前のファッションをしている、話の内容は携帯電話の話題だけという高校生を見ると「地方へ来たな~」と実感しますね(←ヒドイ…)
 で、8時過ぎに終点の村上着。
 さて接続の列車は、と駅の発車案内を見ると…

 列車がない!!

 実は今回の旅、ここまで時刻表は路線図以外まるで見ていない、行き当たりばったり紀行。確かに村上から先本数が減るのはわかっていましたがそれでも今までの経験で「朝のうちなら列車もあるだろう」と考えていたのですが…。しかし、こうなるとこの先の予定を確認せざるを得ない。
 さぁどうする、一旦坂町まで戻って米坂線か、余目から陸羽東線か、秋田まで進んで田沢湖線か?
 結局は陸羽東線を選択、余目までの乗車券と特急券を購入、トホホ、余計な出費が…。
 さて、それでもまだ時間があるので朝食にしよう、と新潟で購入した駅弁を広げる。

 焼きたらこトロ鮭弁当/950円/新潟三新軒
 新潟名物の鮭とタラコを組み合わせたお弁当。鮭が相変わらずうまい!

 まだ少し時間があるので街中を歩いてみる。駅の案内だと古い建物とかあるみたいなのですが…どうやら道を間違えたようだ(ヲイ)。列車の発車時刻も近付いたので駅へ戻る。

 再び羽越本線の乗客となる。さて、村上から先は日本海に切り立った崖が迫る名勝笹川流れを列車は進んで行きます。

 名所を車内から撮るというのは難しいもので…。

 余目に到着、次の陸羽東線まで1時間ほど時間があります。ふと駅の時刻を見ると…。酒田まで往復できそうだな。

 鳥海山を眺めつつ酒田へ。

 ここで昼を仕入れようとしたのですが…アァ、酒田名物鳥海釜飯がなくなっている!ここも駅弁受難か…。代わりに地元の料亭が駅弁として弁当を売っていたので購入。

 弁慶弁当/840円/香梅咲
 写真下の味噌で焼いたおにぎりが弁慶飯といって、庄内地方の郷土料理のようです。何故弁慶飯なのか?諸説あるようですが当然ながら義経が奥州へ逃れる際の伝説に絡むようです。
 おかずは鶏ハンバーグ、キングサーモン味噌粕漬け、海老酒盛り、鰻、トウモロコシ団子、紫蘇巻きなど。季節によっておかずは替わるようです。

 酒田から陸羽東線の列車で内陸へ。

 列車は最上川の流れに沿って進んでいきます。

 終点の新庄で次の列車まで一時間待ち。ではここで…

 新庄名物の板そばでも頂きますか。ちなみにこれは駅構内のそば屋のもの。味は…専門店へ行った方がいいかな(ヲイ)
 まだ時間があるので街中を歩いてみる。すると駅前に

 正調駅前食堂発見。…入りませんでしたけどね。

 新庄からは奥羽本線の客となる。途中、

 こんな駅を通過しつつ峠越えして、かまくらの町、横手へ(夏ですけどね)。

 横手からは北上線。時間に余裕があれば

 ここで温泉に浸かって行きたいところだったけれど通過。
 後は北上から東北本線で盛岡へ。
 今夜は冷麺など食べましょうか。


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