N響夏/「のだめ」の売り方

 本日は夜からN響のコンサート。本日のプログラムは…

  チャイコフスキー / ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
  ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92
   指揮 ファビオ・ルイージ
   ヴァイオリン ペク・ジュヤン

 「のだめ」で一躍人気ナンバーとなった(?)7番を一応目当にやって来たりする。
 まずはヴァイオリン協奏曲。…ちょ、超絶技巧ーっ!
 何というか超人技、パンフには「あまりの難しさに奏者が演奏を拒否した」とか書かれてましたが、確かに。
 お次はベト7、第一楽章はご存知のフレーズが出てきますが…確か生では初めて聴く筈なのに第二、第三楽章をどこかで聴いたような気がする…デジャヴ?
 N響ではめずらしくアンコールもあったりして終了~。ちなみに興味を持った方は8/22に放送があるそうですので。

 本日のちょっと気になったお客さん。私の前に座っていた方なのですが、休憩のときも演奏終了のときも、終わったらすかさず自分のポータブルオーディオを動かしていたのですが…局の余韻に浸るとかないのだろうかな?
「一時として音楽のない生活を送ることができない人なのよ」とはるぅ嬢のお言葉でした。


 さて、先日本屋さんと「来月出るのだめ新刊の売り方」について話しておりまして、
「話の中に出てくる曲のCDをe-hon使って一緒に売るというのはどうだろう?」
「それは考えたが、ただ曲を聴いてみたいだけの人だと高いCDだと買ってくれない」
などといった会話が交わされたのですが。
 で、ちょっと考えたのは…。

 まずその曲の演奏シーンを表示して…(これは例として表紙)

 次にYoutubeでその曲の動画を表示する(ちなみにこれはベト7、カラヤンの指揮)。これでまずは曲に興味を持ってもらおうと。勿論初心者の方が最初から全編聴いてくれるとは思わないので聴き所を示しておく(これだと第一楽章3分30秒あたりからとか第四楽章冒頭26分55秒からとか)。
 で、CDの紹介。これはできれば上の映像と指揮者とオケは揃っていた方が良いかな。

 これで曲を気に入ってくれた人はCDも買ってくれる…か?!
 しかし、「同じ曲でも無数に存在する動画とCDの中で、果たしてどれを紹介すればいいのか」という根本的な問題があるのだが…。


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