由比

 どこへ来たかといえば…
 今がシーズン、桜海老を食べようと由比へ来たのである。
 事前に調べたところによると確か漁港で桜海老丼が食べられるはずなのだが…
 ナニこの行列は?!
 こりゃ他に店を探した方が良さそうだ。
 さて、ここで一つ問題が。
 由比の町は海側から東名高速、国道一号のバイパス、東海道線が走り、その向こう側に町があり、この漁港は東名と国道の間にある。で、我々はこの細長い漁港の端から端まで歩いてきてしまったのだが、こちら側からは国道と線路を渡って町へ戻る道がないようなのだ。
 さてどうしよう…と、港の直売所の方に聞いてみると。
「ダンナ、こっちこっち」
 何故か政府に狙われた犯罪者を逃すような案内のされ方に付いていくと…
 その裏側に町へ通じる隠し通路があった(笑)
 で、1km程あるくと、町の中心である。
 まず目に入ったおもしろ館なる建物に。
 東海道の宿場時代の由比を再現しているのだが…
 ここの人達はみんなこんな林家木久扇師匠みたいな顔していたのか?
 向かいにある和紙と錦織の館へ。手拭いなどを販売している店だったのだが、るぅ嬢一つ購入。なお、後で調べたらその製品は横浜産であった。
 すぐそばにある由比正雪生家も寄ったが写真を撮り忘れたようだ。藍染の店であり、店内にはそれ用と思われる器具が並んでいた。
 そして、この辺の観光のメインとなるであろう広重美術館。
 …浮世絵の展示はあまりなかった。何だろう、この「コレジャナイ」感は…。
 ともかく、ゆい桜えび館にて土産をしこたま購入。なお、漁港では何時間待たなきゃいけないのかわからなかった桜海老丼ですが、こちらの特設会場では待ち時間ゼロでお買い求めできます(ヲイ)。
 さて、では昼食としよう。

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