古谷投手、あと一球でノーヒットノーランを逃す

 今日は定時で家に帰ったので中継を見ようとテレビをつけると、久々に古谷が先発で投げていた。今日は随分といい球を放っているな~と思い見ていると、ナニ、パーフェクトッピッチだと?!
 いやまぁいずれ途切れるんじゃないかと見ていたが6回7回と進んでいっても一向に打たれる気配がない。これはひょっとしたら…
 いやが上にもテンションが上がっていく中、8回、ここもまた簡単にツーアウトまでいったのだが、残念24人目の高橋信にフォアボールを出してしまった。しかし後続を難なくアウトに取った当たり、これはノーヒットノーランはやってしまうのではないか…。
 迎えた最終回、これまたあっさりツーアウト、さぁ最後は坂口、こりゃまた最後の最後でいやな打者に回ってしまった。
 ボールが先行したがカウント3-2までこぎつける、いよいよあと一球、ラストボールが投げられた!
 無情、打球がライトセンター間へと飛んでいってしまった。残念。ちなみに私の脳裏には30数年前の川崎球場、当時のオリオンズ仁科投手があと一人でノーヒットノーランという場面で打たれてしまったのがテレビに映し出されていた姿が蘇っていたのであった…。
 さて古谷投手、それでも次打者を討ち取りプロ入り初完封。
 いや~久々にいい緊張と興奮を味わいましたね。感心したのはパーフェクトやノーヒットが途切れた瞬間崩れていく投手も多い中、次の打者であっさりとアウトを取っていまして、これは今まで思っていた以上の大物だったのか、それとも何も考えていないかのどっちかだな。ともあれまた先発が一枚厚くなったのは確かである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。