今月の荷物から

俺たちの川崎ロッテ・オリオンズ いま蘇る「川崎劇場」の14年間!
 これは…まさに自分の青春時代を凝縮した一冊と言っていい。あの川崎球場の一塁側スタンドで声援を送り続けた日々、今思えば決してそう長い期間ではなかったはずなのだが、目の前で繰り広げられたハイレベルなプレー、それと反比例するかのような客のいないスタンド、そのコントラストが濃密な時間を熟成し今記憶に刻まれているのだろうか。
 今マリンのスタンドに集まる人にあの時代を知る者はそう多くはないだろう。だがあの川崎時代なくして今の繁栄なし、あの時代を記録するかような冊子が作られたことは非常に意義があるだろう。今のファンに敢えて読んでくれとは言わない、しかし、あの時代を共に過ごした方には是非読んでもらいたい一冊である。

ねこめ(~わく) 1
新装開店なので話は前からの続きである。

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