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といった事はさておき、さてこの新線が開通すると首都圏では現在各地で拠点となっている街の間で格差が生じるのではないかと考えている。つまり羽田へ直通で行ける街と行けない街という差である。今までは直通で行ける街の方が少なかった(品川、横浜など)。しかし今回の新線ができると一挙に直通可能な街の数が増えることになる。となると今後は例えばオフィスを開設しようと考えたとき、羽田へ直通できるかどうかは物件を選ぶ際の選択条件の中でもかなり上位になってくるのではないだろうか。居住する街を選ぶ際にも、出張の多い人なら同様に考慮するところであろう。そう考えると、この計画はただ単に路線が延びて便利になる、といった事に止まらず、首都圏全体の勢力地図を一夜にして塗り替える可能性を秘めていそうである。
さてここからは妄想になる。今回の計画では国際線ターミナルまでの乗り入れは計画として想定されている。
そこまで来たら神奈川県側にも繋げないだろうか。県には東海道貨物線を旅客化する構想がある。今の計画では天空橋に駅を作り空港連絡を担わせるものであるが、そのまま空港経由になるようにしたらどうだろう。 これには建設費さえ考えなければ(それが大変なんだが)JRにもメリットがある。・空港駅が通過型ターミナルとなるので行き止まり式より発着本数が増やせる。同様にダイヤ乱れ時にも対応しやすい。・塩浜辺りに留置線を設置する事ができる。特急列車の折り返し車内整備などに使用できる。・南武線経由で東京多摩地域からも直通列車を設定できる。・東海道線にも直通列車を設定できる。 神奈川県から見ると、2019年予定の相鉄JR乗り入れ線を利用して県央地区から直通列車を設定できるというメリットがある。 さて一方、空港アクセスでは蒲蒲線という計画もある。今まではこちらの方が計画的には先行していており東急も乗り気だったようであるが、こと今回のJR新線が開通するとこちらは当初想定していた渋谷、新宿などからの空港アクセスとしての意味は失われてしまいそうである。 で、さらに飛躍した妄想となるが、であれば東急は大井町からJR新線に乗り入れる計画を持ったらどうだろうか。正直JRにはあまりメリットがないが東急から見れば田園都市線や2020年開業の新横浜からの目黒線など、山手線以外の東急主要駅から直通できるというメリットがある。先ほど書いたとおり今後首都圏は都市間の競争となるであろうから、逆に羽田アクセスは是が非でも欲しいところではないだろうか。’.’以下妄想
さてここからは妄想になる。今回の計画では国際線ターミナルまでの乗り入れは計画として想定されている。
そこまで来たら神奈川県側にも繋げないだろうか。県には東海道貨物線を旅客化する構想がある。今の計画では天空橋に駅を作り空港連絡を担わせるものであるが、そのまま空港経由になるようにしたらどうだろう。 これには建設費さえ考えなければ(それが大変なんだが)JRにもメリットがある。・空港駅が通過型ターミナルとなるので行き止まり式より発着本数が増やせる。同様にダイヤ乱れ時にも対応しやすい。・塩浜辺りに留置線を設置する事ができる。特急列車の折り返し車内整備などに使用できる。・南武線経由で東京多摩地域からも直通列車を設定できる。・東海道線にも直通列車を設定できる。 神奈川県から見ると、2019年予定の相鉄JR乗り入れ線を利用して県央地区から直通列車を設定できるというメリットがある。 さて一方、空港アクセスでは蒲蒲線という計画もある。今まではこちらの方が計画的には先行していており東急も乗り気だったようであるが、こと今回のJR新線が開通するとこちらは当初想定していた渋谷、新宿などからの空港アクセスとしての意味は失われてしまいそうである。 で、さらに飛躍した妄想となるが、であれば東急は大井町からJR新線に乗り入れる計画を持ったらどうだろうか。正直JRにはあまりメリットがないが東急から見れば田園都市線や2020年開業の新横浜からの目黒線など、山手線以外の東急主要駅から直通できるというメリットがある。先ほど書いたとおり今後首都圏は都市間の競争となるであろうから、逆に羽田アクセスは是が非でも欲しいところではないだろうか。’.’以下妄想