さぁ夕食だ

 さぁ、ここで本日のメインイベントの夕食である。先ほど訪れたメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」でのディナーコースだ。
 食前のお楽しみ、本日はトマトのジュレ。うーむ、まず最初からモノが違うんだよなぁ。
 オマール海老とサーモンのテリーヌに赤ピーマンのクーリ。書いていてクーリって何なんだ、ともかくこの旨い食べ物がそれなのか。
 ここで、「写真撮って貰えますか?」「勿論です!」
 本日のポタージュはコーン。んで、
 「当ホテルではお客様にお好みの量をすくってもらいます」
 そりゃやりますよ(笑)
 舌平目の白ワイン蒸し、雲丹入りクリームソース。事前にメニューが配られていたのだが、普通舌平目ってそのままソテーとかでしょ、そういうのが出てくると思ったらそうじゃない、鱈と帆立の擂り身を舌平目で巻いたってんだから、これは自分が物を知らないのでなければ、一皿ごとに驚きがあるってもんだ。
 牛フィレ肉のステーキ、マデラワインソース。ただ焼いただけじゃないぞ、その上にトリュフの薄切りだ。ソースにもトリュフとトリュフオイルを混ぜて作っているんだ。トリュフオイルって何だ、キノコから油が取れるなんて初めて知ったぞ。もうね、これは一口ずつホントに味わって食べましたよ。
 デザートはピーチメルバ、いやこれまたね、一品じゃないんだよ、もう覚え切れていないけど。
 紅茶うまうま。
 チョコレートもついてくるんだ。最後までおいしくってねぇ。チョコの後の方が紅茶が旨かった気がする。
 さて、我々の食事はこれで終わりなのだが、隣のテーブルで何やら始まった。
 デザートを調理しているようだが、ここでフランベしますよ(by炎の料理人大泉洋)
 さらにフルーツの皮をむいて、それにリキュールをかけると…炎がチリチリと皮を伝って登ってくるのだ。これは見た目にとても面白い。最終的に出来上がったのが何かは知らないが。
 で、どうも隣は子連れ家族と男性1名のようだがこの男性の方がこの方が先程のデザートもお子さまように注文したようなのだが、食事中延々としゃべり倒していて という訳でディナーを満喫。いや~世の中にはうまい料理ってもんがあるんだな~、としみじみ実感するのであった。

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