禁断の二本喰い

 お馴染みのお菓子、ポッキーが新しくなったそうだ。何でも味が変わったとかで…
 だったら食べ比べてみよう(笑)
 という訳でたまたま新旧二種類のポッキーを購入することができたので並べてみた。味は…確かに新しい方がチョコの深みが増しているような。
 が、そんなことはどうでもよく(ヲイ)、元来ポッキーというものは食べ方に厳しい流儀があるもので、まずはチョコの部分だけを舐め尽くし、その後クラッカー部分を食べていく、あるいはその亜流でチョコ部分を歯で削り取り、その後同じくクラッカー部分を食べる、さらには全体の1/5程度ずつにかじって短くしたものをまずは口に含み、それを噛み砕かずにじっくり溶かしてチョコとクラッカーの甘みのハーモニーを味わう、などなど実に奥が深く、世が世ならポッキーを食べる際の作法を習うポッキー道が成立してもおかしくないお菓子なのである。
 …が、こともあろうにここでるぅ嬢が食べたその食べ方は…
 そ、それは決して犯してはならない領分にある、禁断の二本喰い!!
 解説しよう、二本喰いとは、本来であれば一本ずつをあらゆる手法で味わい尽くすべきポッキーを、こともあろうに二本同時に食べるという、刃牙道の宮本武蔵も真っ青の技である。
 な、なんて恐ろしいことを…これでは道頓堀にあるグリコの看板に顔向けができないではないか

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