カメラはソフトで機能強化される

 カメラといえば精密な歯車や部品で構成された機械というのが自分らの世代の印象である。その後数々の電子機器を搭載していくこととなったが依然としてフィルムを中心とした機械の固まりであった。これが画像記録部分をフィルムからセンサーとしたデジカメの時代となり、それはさらなる発展を遂げその過程で他の電子機器とのボーダレス化はさらに深化していってる、というのが現状だ。で、一昔前には思いもよらなかったことだが今やソフトウェアをカメラに追加インストールしていくことで機能を追加していく時代となった。
 で、今日はその作業をやってみた。きっかけはスマホからのリモート撮影、先日スマホ側のソフトをインストールしたのだが、これだと機能はシャッターを切ること、露出補正、レンズのズームといった機能だったのだが、どうやらカメラ側にもソフトをインストールすると、シャッタースピード、露出、ISO感度の操作もできるようなのだ。つまりこれで完全にレリーズを別に買う必要がなくなるという事だ。
 で、まずは本体ソフトウェアアップデートから本体の制御ソフトをアップデート(これがまた肝心な部分が細かい字で表示されたりでやり直すこと数度)。ちなみにこのときにはソニーのIDではなくSony EntertainmentのIDが必要なので事前に取得すること。で、続いてスマートリモコンをインストール、これまたブラウザによってはうまく行かないので注意。結局半日近くかかって作業を終了。ソフトは他にも花火や天体撮影などで効果を発揮するライトトレイルや、写真撮影と同時に音データを数秒間録音するサウンドフォといったものも。

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