2010-09-13(Mon)
_ 三日目の朝
なんかえらい雨が降っておりますが。
…食事作らなくていい生活も今日までか(笑)
さて、宿を出ようとした、その時であった。

すぐに出て行ってしまったけれど(泣)
という訳で宿を後に。十分楽しめたかな。
宿の車で湯田中駅へ。
_ またしても鉄って奴は…
今日の目的地は小布施。長電で小布施駅へ。…で。
「この後の特急撮るから待っててくれぃ」

小布施駅そばの踏切から傘を差しつつ撮影。
ちなみにこの車両(2000系)は長期に渡り長野電鉄の看板車両であったが、長電がJR東日本から253系電車を購入した為、その動向が注目されているところである。*1
*1 2編成とも引退させると現在と同様B特急用の予備車両がなくなる為残るのでは、と個人的推測
_ 改めて小布施観光
今日は観光地を回るバスに乗って行こうと考えていたのだが…『本日運休』
雨も降っているから自転車もきついし。
「そういやさっき写真撮りに行く前にバス探してたカップルがいたけどどうしたんだろ」
「自転車借りて行ったよ」
豪儀な方々だ。
という訳でタクシーに乗って、岩松院へ。

こちらには晩年の一時期を小布施で過ごした葛飾北斎の鳳凰図の天井画があります。
本堂に入って、早速天井を見上げてみると…
ア、画像はないですよ(笑)
という訳で本物の迫力を体験したのでした。
さて、このお寺、北斎の他にも見所があり、その一つが
痩せ蛙まけるな一茶これにあり
小林一茶がこの句を詠んだのがこのお寺なんだそうな。


そういやいつの間にか雨は上がっていた。そうかさっきのアベックが正解だったか。
次はしばし歩いたところにある浄光寺。
その途中の道には一般の方が詠んだ句の句碑が建てられています。


で、浄光寺。
門にボタンが設置されてまして、ボタンがあれば押したくなる。押してみると、住職による説明が境内に響き渡りましたとさ。
ちなみにるぅ嬢は「登れない〜」とパス。
では次の目的地へ。


さて、ここで購入したものの一つが…

にんにく。
で、手に取った時はそれほど気にならなかったのですが…
においきつーーっ!!
ビニール袋一枚ぐらいではどうしようもない、ので3重ぐらいにしてリュックに詰め込んだのでした。
_ 小布施のお昼
さて、そろそろ腹も減ってきたところで…
…何故こんな所にあるのじゃーーっ!!
いやいや、さすがに小布施に来て横川名物では。
最初は信州に来ているので蕎麦にでもしようかと思ったのだが、この時期、小布施の名物は栗だそうで、るぅ嬢「栗ご飯がいいなぁ」
と、言う訳で、


小布施堂へ。こちらは栗菓子が名物の店ですが、奥で料理も提供しています。
るぅ嬢迷わず季節のお料理コースを注文。







という訳でまたまた舌に優しく財布には厳しい昼食でした。

_ 引き続き小布施観光
腹も膨れたところで観光再開。

北斎といえば富嶽三十六景をはじめとする浮世絵が思い浮かびますが、晩年は版画からこの小布施に残したような肉筆画を描くようになったそうで。
さらに西洋画まで含めた多くの画風を取り入れているそうで、そのような予備知識を得てみると、確かに平面的な浮世絵と違い色の濃淡や遠近法を用いた絵は深みがまた違うような…マ、素人の目ですがね。
これとは別に目に付いたのが、北斎が動植物を描いたスケッチ。ここや先の鴻山記念館にも展示されているのですが、これがまた浮世絵とは違い非常に写実的で細かく、氏の観察眼などに感心させられます。やっぱ天才は違うんだなぁ。
_ 旅も終りに近づいてきました
小布施駅へ戻ります。途中あちこちで土産を買い込んだので、リュックへ移そうと開けてみると…
とってもにんにく臭かったです(笑)

そうこうしているうちに長野行電車が入線。

るぅ嬢は直射日光が当たるので敬遠していましたが。
_ 後は帰るだけ
長野からは新幹線。
さて、普段ならここで夕飯の駅弁を購入しているところですが、
「最近、長野は良く来るからたまには高崎で駅弁を買おうかな」
と考えて買わずに乗車。
そして、軽井沢を過ぎたところで…
「次は大宮〜」
まさか止まらないとは(笑)
結局、車内販売で峠の釜めしと高崎とりめしを購入。
小布施の釜めし屋の呪いか?
と、いったところで無事帰宅。
結局、ノンビリするところが行く前より疲れて帰って来たとさ。
やっぱり自宅が一番!
しかし、毎晩の旨い飯も捨てがたい(ヲイ)
_ ちなみに
にんにくは帰宅後直ちにタッパーに移して冷蔵保存した。
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