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あいあんの雑記帳

日田彦山線 筑前岩屋〜大行司

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2009-12-04 航空発祥記念館/鉄道博物館 [長年日記]

_ [観光][航空][鉄道] 本日はお誘いを受けバスツアーに参加

朝都内某所に集合、まずは所沢の航空発祥記念館へ。 航空発祥記念館

_ 屋外展示のカーチスC−46

C−46

_ 屋内展示のノースアメリカン「テキサン」

敵さん

_ 第二次大戦で使われた航空写真機

航空写真機

_ 管制卓

管制卓

_ 集合時間の関係もあり

少々駆け足で見学終了。

_ バスは浦所バイパスを一路東へ

途中大宮で渋滞にはまりつつも予定表より早く到着。

_ というわけで

やってきました鉄道博物館 鉄道博物館

実は大宮に移転してからは初めてだったりする。
何はともあれ館内に突撃。

_ 神田では屋外にあった「陸蒸気」こと1号機関車

客車とともに展示。
客車の屋根に居る人物は照明の油灯を交換する掛員を再現した人形。 1号機関車

_ この機関車には

国鉄を退役後長崎県の島原鉄道で使用され、鉄道記念物として交通博物館に収蔵される際に時の島原鉄道社長が号した「惜別感無量」の銘が公式側サイドタンクに掲げてある。
写真は撮ったがデータがぶっ壊れてどうしても復元できんかった。残念。
この罐がたどった数奇な運命はこちらも参考に。
きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)
阿川 弘之/岡部 冬彦
岩波書店
¥ 672

_ お召列車の展示も充実

このなかで展望車10号御料車は終戦後進駐軍に接収され、連合軍専用列車「オクタゴニアン」の編成に組み込まれた歴史を持つ。
トレインマークまで残っていたのは驚き。 10号御料車/「オクタゴニアン」トレインマーク

このあたりの経緯はこちらの本を参考にさせていただきました。
連合軍専用列車の時代―占領下の鉄道史探索
河原 匡喜
光人社
¥ 2,730


「オクタゴニアン」をモチーフに終戦直後の歴史ミステリーを描く
オクタゴニアン (1) (カドカワコミックスAエース)
杉浦 守/大塚 英志
角川書店
¥ 609

_ 模型レイアウトも健在

レイアウト

_ ふたたび実物

室内も復元されたマイテ39。
「桃山式」と呼ばれる和の空間。 マイテ39

_ 国電の元祖

飯田町〜中野間で運転を開始した甲武鉄道の電車は松本電鉄で余生を送り、鉄道博物館に収蔵された。
廃車時は客荷合造客車として使われていたので窓割りも変わっているがよくぞ残っていたものである。 ハニフ1

_ 気動車キハ41307

のちキハ04 8と改称。
国鉄を退役後は茨城県のつくば鉄道で使用され、同線の廃止後はボランティアの手により維持管理されていたがこのたび鉄道博物館に収蔵された。 キハ41307

_ レムフ10000

九州・山陽方面から東京の築地市場に向け海産物を輸送した高速冷蔵車。
長らく浜小倉駅構内に放置されていたがみごとに修復された。
車内には荷役風景を演出。 レムフ10000

_ EF58 89と久しぶりの対面

この機関車は東海道本線全線電化開業の日に特急「つばめ」をけん引した車輛。
国鉄末期からJR化後しばらくイベント用として東日本各地を走行したので撮影に行かれた方も多かろう。 EF58 89

_ 館内中央に鎮座するC57 135

最後の蒸気機関車による定期列車を牽引した罐である。
交通博物館から当地へ移動、転車台で展示。
転車台は時間により回転実演が行われ、汽笛の吹鳴も行われる。 C57 135

_ というところで名残惜しいが集合時間である

最近展示された0系やら見たいものは山ほどあったが、団体旅行なのでそうもいかず。

また来よう。

バスは首都高経由で都内へ。

参加の皆様お疲れ様でした。

主催者には最大の感謝を。

_ 本日のお食事

鉄道博物館内「日本食堂」にて『ハチクマライス』 ハチクマライス

長距離列車の乗務員向けに食堂車で供されていた「賄い食」をアレンジしたもの。
原型は飯の上に目玉焼きを載せたものである由。
列車や地方によりバリエーションがあったようだ。
元乗務員の方の手記などで知られるようになった。
車掌マル裏乗務手帳―知らなかった「車掌」というオシゴトのすべて
坂本 衛
山海堂
¥ 1,365

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