_ [鉄道模型][インプレッション]

てなわけで多忙だったり電池切れだったりして棚上げになっていたインプレを。

_ トミックス　９２９３４　臨時高速貨物８５５４列車（推進運転コンテナセット）

日豊本線の小波瀬西工大前〜苅田港間で運転されていた貨物列車のセット。残念ながら現在は運行されていない。

パッケージ

なかなか素敵なイラスト。
牽引機

ＤＤ５１−１００１号機を再現。クーラー室外機を別パーツで同梱（キャブ前後のメッシュの付いた箱がそれ）、スノープローなし。
デッキ脇のステップ形状が暖地型になっていなかったのは残念。
後日加工予定。

ヨ８０００

推進運転用のため本来テールライトが付いていた場所にはヘッドライトが点灯しています。
この区間は線形の関係で逆方向となるため車掌車を改造、推進運転を行っていました。
規則によると退行運転をする場合は２５km/h以下に速度が制限されますが、退行運転時に先頭となる車輌に前部標識灯を掲出し、警笛及び非常制動を扱う係員を乗車させた場合は４５km/hで走ることができることになっています。

関東では尾久車両センター〜上野間の回送列車が先頭の客車に白色灯を掲出し、前方監視員を乗せて推進運転をしています。

このような列車形態は実は欧米では古くから行われており、彼の地では折返し運転のときは機関車の付け替えをせず最後部となる客車に設けられた正式な「運転台」から機関車をコントロールしています。
このような方式を「ペンデルツーク」（ドイツ語：振り子列車）と言います。
所謂「振り子車輌」（曲線での通過速度を向上させるため車体を傾ける機構を持つ車輌＝ＪＲ東日本のスーパーあずさ等）は区別のため「ペンドリーノ」（イタリア語）と呼ぶことがあります。
閑話休題
中間のコンテナ車（コキ５００００×４輌）は車番・コンテナ番号が新規に設定されただけなので省略。

_ 総評

なかなかマニアックなセット。実に面白い。

_ ＫＡＴＯ　７００９　ＤＦ５０

では線路に乗せてみます。

ＫＡＴＯらしくかっちりとした印象。
ナンバーは金属感のある硬質のインレタ。
某ちゃんねるでは賛否両論あるようだが、個人的には賛成。
転写はしやすかったですよ。
手すりの数が多いので気持ちを落ち着けて焦らずゆっくり作業しましょう。

ヘッドマーク

「富士」と「彗星」が付属。「富士」のマークは九州独特のおわん型を再現。右の白いランナーはパーツ中央の角穴にヘッドマークをセットし貫通路脇の手すりをはずして取り替えるパーツ。
最近ＫＡＴＯは付属ギミックについていろいろ試行錯誤中の模様。

３社揃い踏み

_ 右からＫＡＴＯ、マイクロエース、トミックス。

_ 総評

走行はいつもながら滑らか。貨物からブルトレまで幅広く牽引した機関車なので持っていて損はないかも。

_ [バスコレクション] トミーテック　バスコレクション　都バスオリジナルセットⅡ

発売日に買い逃したので某中古ショップにて購入。

いすゞのエルガ、ＣＮＧ車と標準車のセット。
今から第８弾が待ち遠しい。