あいあんの雑記帳

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2007-04-30 四国旅行3日目 [長年日記]

_ [鉄道][旅行] ３日目の今日は

室戸岬経由で徳島を目指す。一昨年ともりん氏と宇和島回りで松山に抜けたので、今回は逆方向である。
宿から市内電車で高知駅へ。
土佐くろしお鉄道直通の奈半利行きに乗車。
阪神タイガースのラッピング車だった。

_ [萌え] 土佐くろしお鉄道では

女性車掌さんが乗務。良き哉〜

_ 海岸沿いの景色はいつ見ても素晴らしい。

_ [バス] 奈半利からは

室戸行きのバスに乗車。わりと長距離なのでトップドア車が来るかと思ってたらノンステップバスだった。

_ こちらもよい景色の中を行く

_ [観光] 小一時間で室戸岬に到着。

竜馬の盟友、中岡慎太郎がお出迎え。

室戸岬灯台は山の上。
売店の方に訊いたら徒歩で30分かかると言われ、諦めた。

海岸に出てみる。
よい景色である。
しばしぼ〜っと海を眺めて過ごす。

あまりぼ〜っとしてるとバスに遅れるので上に上がる。
ひとこと掲示板に書き込んでおこうと携帯を取り出す。
・・・圏外だよ（笑）
電話ボックスも灯台だったり

目の前の喫茶店に入りカレーライスで昼食。
美味しゅうございました。

_ 乗り継ぎのバスに乗り

甲浦を目指す。
走り出して最初の集落手前でパトカーと遭遇。
見慣れぬ物体が道に落ちてるな〜と思ったら綺麗に横転した軽トラだった。ありゃあ。
乗員は無事だったんでしょうか？
ハプニングもありつつバスは進む。
途中の景勝地「夫婦岩」を通過。

海辺の峠道をノンステップバスは力強くワインディング。
いくつかの街を抜け、甲浦の町へ。
集落を回り込むように進むとそこが駅だった。
高架橋が断ち切られたような1面１線の終着駅は奈半利駅に通ずるものがある。
いつかは両鉄道が結ばれる日が来るのだろうか。

_ てなわけで甲浦（かんのうら）駅

_ 甲浦から乗車の阿佐海岸鉄道の車輌

「海岸鉄道」と名が付いているが、橋梁とトンネルでまっすぐ山をぶち抜いて走り、海は山の向こうに一瞬見えるだけ。なんじゃそりゃ。
無粋なるべし、鉄建公団。

海部からＪＲ牟岐線に乗換え。
牟岐で徳島行きに接続。
すべてキハ４０の単行である。
四国の４０系は機関換装されていないので、国鉄時代そのままの、音ばかり勇ましくちーとも加速しない走りっぷりは健在である。
途中阿南までは日和佐付近で平地になる他は山中を行く。
海が近いのかなと思っていたら全然違った。
乗ってみるものである。

_ 阿南で３０分ほど停車。

何事かと思っていたら、徳島発阿南どまりの区間列車をここまで走ってきた単行に連結して徳島へ戻すというダイヤだそうで。なるほど。
で、退屈だったので連結作業を見物

３輌編成になった列車は下り特急を待ち合わせて発車。
新たに連結されたのはキハ47の２連。
寒地向け１５００番台が連結されていたので、こちらに移動する。
台車のコイルスプリングが凍結防止のため空気バネになっているため、乗り心地がよいのですよ。
ここからは田園風景が続く。
途中の中田（ちゅうでん）駅手前で旧小松島線の廃線跡が寄ってくる。
現在は遊歩道として小松島港まで行くことができる。