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ぱぱネット(仮)


2006-11-22 詐欺ソフト

_ 偽の警告

うーむ・・・まあ 誰でも思いつく詐欺なんだけど、日本語メッセージ用意してるあたりが怖いね。もはやネットからダウンロードしたものは信用できないな。

_ OLPCの典型的誤解

産業側面から考えると 100ドルPCが幻想って話自体は肯けるんですが....中古や型遅れってのは、そもそも大規模流通に乗せるのが不可能ってことに気付かないと。携帯電話も、特に日本ではインセンティブモデルというまやかしがあることに気付かないと。100ドルでは作れないですよ。基地局インフラ誰が整えてると思ってるんだろう。全体的に知識不足が過ぎる。

で、OLPCが描いている「幻想」は、教科書の役割そのものだと思いますよ。教科書は、それ自体学んだからといって即役立つ訳でもない、はっきり言えば大半が無駄な知識の集大成です(語弊があるが)。でも、だから教科書は不要だ、とはならんでしょう。

「そんな(モノ|知識)ではまともな仕事ができないだろう」という文句が、産業人が陥り易い典型的誤解を示唆しています。日本の教育でも「社会で役立つ知識を!」などと言う人は多いが、これ実は何も考えてないのといっしょね。真の意味で社会で役立つ知識は、そのドメインに飛び込まないと得られないに決まってるから。

最初に必要なのは自分がなりたい理想であり、そこから好奇心と向上心がうまれ、自分を取り囲む人々とのコミュニケーションがあって、初めて教科書などで知識獲得フローを学ぶ意義が出てくる。そういう観点からOLPCを見ると、これが無駄なプロジェクトではないことがわかるはず。もちろん100ドルPCで全てが解決する問題では到底ないけれど。100ドルPCの売り先になってるインドなんて、未だに農村では口減しのために娘を買春宿に放りこむような国ですから。

まあ....実態は日本人の子供も大差ないというか、日本の方が酷いかもしれないけど。ある意味、発展途上国の「食う為に勉強する」なんてすごい高い理想とモチベーションですよ。日本の高校の世界史履修問題なんかもう呆れてしまう。「50時間やればOK」とか、いったい何のために授業やってんのか全く訳がわからない状況ですから。

_ 権利と義務の誤解

ついでだからちょっと書いてみようかな。 教育の意義は、子供が(1)自律的に物を考えて(1)必要な知識を獲得し(3)やりたいことがやれて(4)仲間と"らしく"生きて行くこと、ができれば満たしてるんじゃないですか。そこに本当に学校とか授業とか必要ですか、いや必要ない!というのが論旨です。

日本国憲法には教育の義務っていうのがあるんです。しかし、俺が一連のイジメ自殺や未履修問題のニュースを聞くたびに思うのは、義務という言葉が勘違いされていないかということ。簡単に言えば、 世の親&小役人が「とりあえず学校に行かせれば義務は果たした」とか、あるいは子供に「あんた義務なんだから学校行きなさいよ!」とか、考えているのではないかという恐怖があります。いや、絶対多いってこの勘違い。

子供は「教育を受ける権利」があるだけだー!と俺は声を大にして言いたいのです。

だから、地元の公立小や公立中に自分の子供が合ってないなと感じたら、即座に私立受験させるくらいは当然するべき。子供のニーズにあった学校がないなら、無理に行かせる必要もない。代わりに一番身近な大人である親が、勉強とコミュニケーションを教えればよろしい。勉強を親が教えられないなら、そこらの知り合いにでも家庭教師させりゃよい。なにせ大人にとっては独身だろうが何だろうが日本人である限り教育の義務があるから。

コミュニケーションは、サッカーでも卓球でもクラブいれりゃいいし、あるいは進学塾だって良い場になる。俺は実際、塾の友達の方が話が通じて楽しかったなあ。そいつらとは今でもつき合ってたりするし。

以上の論理がわかっていれば、安易な不登校対策(担任が家庭訪問して登校を促すなど)は出てくるはずないんだけどなあ。おかしいなあと、増える自殺者を見て思います。学校なんて命かけて行く場所じゃないし、何も公立校に拘ることはないのでは。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ なむ [未履修問題はちょい別では 既に義務は関係ないし、嫌なら卒業しなきゃいいだけですしね]

_ なむ [ちなみに100ドルPCですが、インドは買いませんね PC以前に教員と教室が足りないらしいです、尤もな話ですね]

_ なむ  [>そこらの知り合いにでも家庭教師させりゃよい 日本の義務は「就学義務」とされており、ホームスクールやフリースクールは..]


2008-11-22 死兆星が見えるよ

_ 作業量

  • 以前のサーバのpasswd,groupの移行
  • Apache2.2の設定(security2,dav,evasive,userdir,encoding)
  • sasl2authdの設定(微妙にディレクトリ違い)
  • postfixの設定(reject_unauth_derectionの追加)
  • protftpdの設定
  • opensshサーバの設定
  • ntpサーバの設定
  • gdm,hplip,portmap,nfs-server,nfs-commonの停止
  • Perlの設定(CPAN,Time::HiRes,Jcode,kakasi)
  • tDiary-2.3.1のインストール失敗
  • (リコール対策した車を取りにいく)
  • 時計ズレまくり対策grubのnosmp,noapic,nolapicの追加
  • メールスプールの移行
  • tDiary-2.2.1のインストール
  • tDiaryプラグインの移行(苦労する)
  • tDiary個人データの移行
  • (AtomマシンにVMイメージを移動)
  • (ルーターのアドレス変換をAtomマシンに向ける)
  • bind9サーバの設定訂正
  • DHCPサーバの設定
  • RSSチェッカー(rna)の設定
  • 各人の日記にコメントを書きまくる
  • awffullの設定とログ移行
  • Apache2のVirtualHost設定訂正(ログができなかった)
  • (ともりん先生に電話してパスワードを再設定)
  • ダイナミックDNSクライアントの設定
  • opennapサーバの再コンパイルと設定
  • delegatedの再コンパイルと設定挫折
  • JavaVMとairproxy.jarのインストール
  • 説明書やリンクの更新
  • (親からメール届かないという電話、ユーザ移動してなかった)
  • 力尽きる

_ 結果どうなったか・・・

正直 あんま変わらないナア というところ。 ページの更新やらアップロードやらは心持ち速くなっている気がするが、 逆に過負荷時は酷いことになりそう。ちょっとテストした限りでは、 ディスクに負荷かけるとハングしたかと思うくらい遅くなる場面もある。

一方、PerlもRubyもApacheもtDiaryもバージョンアップし、放置プレイからは脱出したから、セキュリティ的には多少安心できるかもしれない。

あとはバックアップ手法を考えなければなあ。必要なデータを全て仮想ディスクに移行したところ、結局40GBくらいまで膨らんでしまいました。 全体コピーだけでもしんどい。

仮想マシン使ったからといって「ひゃっはー!まるごろZIPで固めればバックアップ終わりだぜー!」とはいかないのね。ちょっと考えればわかることだが。


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