toga先生と待ち合わせしてグルグルしてきました。 今回は説明員などはやらず(その前に販売実習だったので勘弁してもらった)、研修扱いの出張ということで気楽に回ってきた。
テレビに関して言えば、2年前は間違いなく倍速液晶、 去年は薄型スリムという流れだったが、今年はちょっとピンボケ気味 だったかなと。
スリム化にしても、10cm未満になったところで質量はどうしようもないわけで。立て掛けたり、つっぱり棒で固定したり、色々各社工夫はしてるがパッとしない。だいたいそんなに薄くしてもご利益なんかないんだよね。本当に壁掛けしたら、テレビの位置移動しにくくてかなわんよ。
そんな中で、次にくる技術は「超解像」かな〜と思いつつ展示を見ていた。超解像というのはSD(標準画質,DVD含む)をHDに綺麗に拡大する技術。 いわゆる、2フィールド程度を使ったアップスケーリングというだけでなく、輪郭抽出やテクスチャ生成等を行って、より積極的に画作りをしていこうというもの。世の中、DVD含めて標準画質のコンテンツはてんこ盛りあるから、これが全て綺麗に見られるのなら商品価値はあるだろうと。
んで、東芝が超解像のテレビを展示していたので見たのだが全然ダメだった。そもそも、全く動かない映像を超解像のデモに使っているあたり、ロクな技術でないことは明白。超解像は、動いている一連の画から情報を取り出す、というものなのに。
しかし、その答えは(CEATEC初参加の)AMDのブースにあったのだった。
SD→HDじゃなくて、絶対HDの映像をSDに圧縮してるよな!とか思った。最近のRADEON 4000シリーズのビデオカードと、ArcSoftというところのDVD再生ソフト買えばこれが再現できるというのなら、文句無く俺は買うね。
まあなんだ。日本メーカもうちっとがんばれ。コスト気にしてる場合じゃないぞ。
携帯ブースは家電よりも人が沢山いた。
が、やはり大して目新しいものはなく。LTEまでドラスティックな改革はないのだろうか。docomoは富士通と組んでユニークな端末を用意していたりしたのだが、auは本当にヤバイな。既に終わってる予感。 WiMAX展示は多かったけど、これも順当にサービスインするという雰囲気ではなかったなあ。イーモバイルみたいなやり方しないと無理かねえ。
toga先生は、とあるコンテンツ関連企業にお勤め。で、とあるストリーミング技術を扱う企業を見学にいったら、名刺出した途端に 別室へ拉致られる。 なぜか全く関係ない 俺も一緒に(笑) 。いやコーヒー飲んできただけですが。