携帯電話の普及に伴って密かに生活に入り込んでいるBluetooth。 RFIDタグに限らず、IT社会でのセキュリティ&プライバシー問題に鋭く踏み込んでいる高木浩光氏。ちなみにJava方面でも有名。 Bluetoothで山手線の乗降パターンを追跡してみた。
これはすごい。 Bluetoothが公開しているMACアドレスを集計するログソフトを開発した という話が技術的な要点ですが、 実験結果がすごい。
たった3回計測しただけで、しかも時刻は同じではないのに、 同じ車両に乗り合わせた人がいたことが判明してしまった。 今まで、東京の電車に乗っていて、同じ人がいるなんて思った ことは一度もなかったのに……。
「固有IDは個人情報に該当しない」について、間違いなく議論の余地があるだろうということを、まざまざと見せつけてましたわ。 超混雑した車内で何十個も見付かるのは確かに問題ないかもしれない。しかし 過疎時間帯 に見付かったときは、 かなり高い確率で 個人を特定(紐付け) できてしまうことになる。目でそれとなく探せばいいのだから(笑) Bluetoothの到達距離はメッチャ短いからね。
しかし、守るべき家族もロクなプライバシーも持ち合わせていない俺様としては、この実験結果に戦慄すると共に、
のもまた事実・・・・ えー?これ超クールじゃね?(死語)マジで(死語)
ぱぱネットで日記書いてくれてる「お」氏のサイトどっきん☆らぶげっちゅ(命名:俺)は、 同名の、10年位前にポッと出て流行る前に廃れた「近くに同じモノを持ってる人がいるとブザーが鳴るオモチャで友達探し」に 由来するのであるが、ちょっとそれを思い出したり。 「21世紀はMACアドレスで出会い系の時代デスヨ!」(劇違) 。 むろん年寄りの戯言であることは言うまでもない(笑)