相模鉄道特急導入(pdf)以前から予告されていた相鉄特急がこの4月改正でいよいよ登場するそうだ。相鉄は県央方面へ行くときには全線乗り通すことが多いのだが二俣川から先が各停になり結構かったるかったので、これは歓迎できる話である。ただいずみの線系統の特急はかつての京王橋本特急の二の舞になりそうな雰囲気が。江ノ島線沿線から横浜への流れを作るのが役目のひとつのようにも思われるので、それがうまくいくか。
ちなみに世間じゃこれで瀬谷の待避設備が使用されると噂されたりしているが、ダイヤパターンや運転時分からいくと横浜発で
00特海 02普湘 10快海 11普湘 15特湘 20快海 22普海
といった感じで普通と海老名行き優等が二俣川で接続、普通海老名行きの後に始発普通湘南台行き、特急湘南台行きは星川で普通追い越し、いずみ野で二俣川始発の普通に接続、といった程度の単純パターンのように見えるのだが。
さて、相鉄となれば来るべきJR.東急乗り入れ時にどうなるかが興味を引くところである。相鉄としてのメリットを出すには線内普通で乗り入れ先は優等、となることが想定されるのだが、東横線方面は祐天寺の通過線設置など優等乗り入れの準備が進んでいると見ていいが、気になるのは目黒線側である。とにかくこちら、急行でも遅い。例えば日比谷から小杉までの移動でも直通急行より日比谷線で中目黒に出た方が早いときもあるぐらいである。ここは特急でも設定したいところだが待避設備が足りない。奥沢にでも何とか待避線を設けられないかと妄想してみたりする。 市営地下鉄ブルーラインに「急行」来年7月導入いよいよ運転開始時期も明らかになってきた。これから急行運転用の設備を整備するそうなので既に停車駅やダイヤパターンなども決定されているのではないかと思われる。ご存じの通り横浜市は市域が広く、特に港北ニュータウンと市中心部は地下鉄(あるいは横浜線か)ぐらいしか直結している交通機関がない。東急多摩田園都市の域内も含めて東京志向が強いところであり、ここに急行列車を設定して市中心部との繋がりを強めるのは意義のあることと思われる。