前に活動が活発化したときには入山規制まではされなかったと思うが御嶽山があったから仕方ないところか。
ここんとこ箱根に関する本をいくつか読んでいたんだが、最後の噴火は13世紀、ただ当時の状況はあまり文献に残っていないようで、この辺富士山のように古文書などから当時の状況を知ることが出来る山と比べると活動の状況がわかっていないようだ。一方で最後に大規模な活動があったのは3000年前だそうで、この時に芦ノ湖が出来たそうだ。…そんな活動が地学的にはごく最近といえる時代にあったことを思うと、(今回の活動が直接的に大規模活動に繋がることは考えにくいが)実は富士山と同様に避難などの対策を考えておかなければならない存在なのではと思ってしまう。ついでに言うと山中あちこちに博物館や美術館があるのだが、ここに集積されている文化遺産を如何に守るかも考慮していく必要があるのではとも思う。