以前は1TB x 3台の運用で、うち2台をLVM(論理ボリューム)で合体。 これをext4でフォーマットして/mnt/tsにマウントしていた。 ワンセグ24時間サーバの場合、24時間休まずに8本くらいのファイルを 書き込み続けるから、ディスクを分けておいたほうがパフォーマンス 良いだろ、というくらいの判断でした。当時は2TBのHDDもなかったしね。
しかし...障害時の復旧のし難さはいかんともしがたく。 lvmコマンドで確認しながら再結合すればOKだが、普通のパーティションとは 異なる管理方法。ファイルシステムもext4だから後日再フォーマットせずに 容量拡張可能というメリットはあるものの、 ちと古いlennyのインストーラだと直接マウントできないとか、 まあ「手間」が増えるのは確か。
なので、今回は/homeも/mnt/tsもすべてシステムドライブに結合して しまった。どうせ壊れたら再インストールになるんだからいいや、という判断。 投げやりです。
そうしたら性能があがった(^^;
ロードアベレージが3から1へ 下がってしまった。 普通に考えるとWebサーバも録画もOSログも同一ディスクに書くのだから、 ランダムアクセスが頻発してRun待ちプロセスは増えそうなのが。
と、思ってCPU利用率を見ると....
要するにメモリまたはディスクからデータを読むときに消費されたCPUタイムは、 きちんと反映していると。
うーん....確かにHDDの性能向上もあるかもしれないし、カーネルが2.6.29->32.1 になった影響もあるかもしれないが、 素直に考えればLVMのせい だろうなあ。以前から遅い遅いと 思ってたけどLVMが犯人か...。ま、確かに物理層とVFSの間に1枚LVM層が 増えてるんだから、その分のオーバーヘッドが無いわけがないのだ。
というつぶやきでした。もうLVMは使わない!
毎度のことながら復旧御苦労様でした。