俺に「よこすか海軍カレーを食べる」ミッションが下った。 拒否権はないらしい。1日車運転して疲れてるんですけど俺・・・
横横はそうでもなかったが、現地が 観光客?でごった返し ていたのは予想外だった。横浜から40km圏内の観光地として自転車や車で何度も来たことあるけど、基本的にいつも閑散としていた。やはりGWは 「安・近・短」傾向 ということだろうか。
車で来てしまったが周辺道路は大渋滞。どこへ入れるか迷いながらグルグルしていたら時間ばかり過ぎてしまった。これなら最初の左折でダイエーへ突っ込んだ方がよほど建設的であった。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
目の前には、出たいのに会計さえできなくて立ち往生する家族連れ、待ち席では 死んだ魚のような目でケータイを眺めるカップル 。
これはダメだ!こんなところにいるとダメになってしまう!
おそるべし横須賀クォリティ。多分普段がめちゃくちゃ空いてるから、店員がまともに教育されていないと見たな。
・・・・カレー屋さんって少ないよな。コレだけ混んでるのにドブ板横丁は閉店舗が目立つ。そうこうしている間にCoCo壱の並びで横須賀海軍カレー本舗が現れる。
ふむ・・・1Fはおみやげ屋さん、2Fがレストランなのね。
スペシャルビーフ1200円。ほほう、なかなかよさそうではないか。
カレーメンチ150円もつけてみようか。
味の方は・・・まあ食べられないこともない。 しかしボンカレーと大差ない。 バーグやCoCo壱で1350円も払ったらトッピング3種乗せられてしまうし バーグのほうがカレールーも美味しい。 この 大根だけ の量の少ないサラダを食んでいると、むしょうに涙がこぼれるのであった。
俺はこの十字架を背負って残りの人生を生きていこうと思います。
少し悩む。遠出しても渋滞に巻き込まれるだけ。しかしGWにどこにも行かないのもなー....ということで三崎にしました。 しょっぱなから横横が事故渋滞してたけど! (((;゜Д゜)) 皆さん運転はお気をつけて。
実は出発が遅くて着いたのは16時頃。長距離運転で腹も減ったことだしってことで、特に何も考えずに庄和丸さんへ。 並んでる...(@_@;) まさか....ここが並んで入る店とはつゆ知らず。若干へこみながら待つことにする。名簿形式なので飛ばされることはないです。
![]() |
30分くらい待って入店。親の敵のように大量に頼む。
......................
.............
あれ?美味い!!漬け丼はかなりのヒットだった。マグロスペアリブもどーーんとデカイのが出てきて出し惜しみしていない感じ。しかし油っぽくて若干酢醤油がありがたく感じた(笑)その他マグロ海藻サラダ(ゴマだれ)に握り少々。どでも新鮮で美味しかったな。めちゃくちゃ特筆すべきところはないけど、普通に居酒屋としてはクォリティ高いかんじでした。
湖畔荘にて起床。前日、別部屋で宴会してる連中がいて うるさくて ヽ(`д´)ノ寝られなかった。なんせ壁が薄いわ、廊下がギシガタ言うわ。そして出てきた朝ご飯がコレ。
![]() |
\ゆで卵のステーキ/ .....。いやご飯は相変わらず美味いけど、これがメインとかちょっとアレな朝食じゃねえの。卵焼きにしてくれよ。
さっちゃん家で口直し。お茶請けに出された、半解凍の干し柿が死ぬほど美味かった。これは吉祥寺の洒落乙カフェだったら1000円で出せる確信。
![]() |
ここで、義父の同じく同級生のマスター(とんとん、という喫茶店の)と合流。これから山菜採りに行くそうな。
............
.......
あー。どうもこの旅行、単なる里帰りの他に、 「ひょろっこい婿殿にヤマの厳しさを教えねば」 的な何か別の意図があるらしく(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
とんとんのマスターと車で並走して15分くらいの森へ。普通のスニーカーで入ろうとすると、 マスター:「おめえ、その靴じゃだめだあ」俺:「がびーん」。
というわけで、義父から長靴を借りる。デカイ.....
![]() |
嫁が野に放った獣のようにずんずん突入していくが、こちらはフラフラ。 うむ、確かにこれはぬかるんでてスニーカーだと即死だったかも。
しかし....マスター:「だめだな、早過ぎる」俺:(´-`).。oO(腐ってやがる・・・・・・)。どうも今年の新潟は例年より雪解けが遅く、まだ芽吹いているはずの山菜がないようです。途中、「ししゅうど」という山菜のレクチャーを受ける。苦くて、なかなか食べないらしいんだが。
![]() |
あまりに寒いと生えてないということがわかったので、とんとんマスターの案内で別のスポットへいく。ちょっと見ると観光地みたいな開けたところへ来た。
![]() |
なんだろね.......しかしGoogle Mapsさんでも何にもないところなんだが(笑)地元民しか知らないみたいな。
![]() |
果たして。清流沿いの土手には「こごみ」が!
![]() |
シダ類のようですが、灰汁がなくてサラダ感覚で食べられる一品。 色めき立つ一同(大げさ)。義母、足が不自由なのに小川を飛び越えようとするので、慌てて迂回させるなどの措置をとる。
![]() |
俺もヒートアップしてジップロックいっぱいになるまで採った。 しかし、ここは鯉のぼり祭りか何かやってて、地元民でも山菜など めもくれずに、のんびりする人たちも沢山きてた。なんかのどか.....
採り終えて義父の持ってきたコーヒーなどを飲んで一段落していると...
![]() |
鯉のぼりにツナとかマジ....まあ多分「なつ」って小学生がいて、その名前が書いてあるだけだと思うんだけどちょっと吹いた。
ほどなくして、内科に行っていたさっちゃんが合流。昼飯をどうするか?という話になったのだが、地元民の提案を押し切って、 八海会館のそばに決める義父。顔が曇るとんとんのマスター達....何があるんだ...
![]() |
着いたのは八海神社。この社務所がそば屋兼宿泊施設になっているようだ。近くにある八海 山 神社とは別物。
おそばは出てくるまで時間があるので、マスター&義父母「裏へお参りしてきなよ(ニヤニヤ」というので行ってみた。神社の裏手にあったのは...
![]() |
露骨な.........触ってもらいましたけどね。嫁、こういうのには全く動じないのでつまらない。
![]() |
社務所に帰ると義父:「子供できた?」俺:「そんなすぐできません!」とかいうやりとりがあったとかないとか。まあ色々あるんでプレッシャーかけないでやってください.........
![]() |
出てきた蕎麦は、つなぎに海藻をつかったへぎそば。しかし太くてなんかボソボソしてる....お世辞にもうまい!というものではなかった。でも、 義父は「食べやすくなって物足りない」そうだ。昔はどんだけ太かったんや............食べやすいのはそば粉が減って小麦粉のつなぎが増えたのもあるようです。
嫁が帰り際に「昔よりつるつるして食べやすかったですぅ」と言ったら、 店主:「ありがとうございます!」と返しやがって皮肉通じねえ!とプンスカしていたのが印象的でした。とんとんのマスターの顔が曇った理由はこれかーと......まあ俺は美味しく食べましたけどね。
確かに新潟の片田舎は都会にあるような極上スイーツなどはないけど、舌は非常に肥えた人たちの集まりなんだなーという感想で。なんせ採れたての山菜を専用コシヒカリで食べてる人たちですからね。酒は八海山だし。クォリティタカスってやつですよ。
![]() |