液晶モニターによる目の疲れについての一考察。画素の輝度差という視点で液晶を眺めたことはなかったなあ。多数の人の実体験に基づいているだけに、擬似科学と片付けるのは早計かと。
しかしこの理論だと、パルス発光のブラウン管は究極に目に悪いはずだが...
消されるの早すぎ。
元々この鯖は、ホストOS:Windows2000・ゲストOS:Linuxという環境でAtom330で動いていた。 24時間ワンセグ野郎のOneTwoFourを動かす予定だったのだが、結局本運用に入る前に ワンセグチューナーのデバドラを自分で書いてLinuxネイティブにした。
Windowsをサーバにするという発想は....やっぱり無理だった。 NTの系譜であるWindows2000は、純正の管理ツール類を揃えればリモート管理できないことも ないらしい。UNIX variant風に使うのならcygwinのsshやcronを常駐させる方法もある。 最近のcygwinはcrondとかをサービスに登録できるラッパーも含まれてるしね。
が、それ以前に使い慣れたユーティリティが ほぼ全てローカルGUI なのが痛いのだ... Windowsは。好んで使っているSpeedFanなども、 「会社からリモートで家鯖の温度みたいなー」という時には絶望するしかない(←仕事しろ)。 さすがにRemoteDesktopが通るほど会社のセキュリティは低くないし。
UNIX variantでシステム監視というとMRTGが 真っ先に思い浮かぶが、Muninをカスタマイズして表示されるグラフの種類を増やしてみる - GIGAZINEを見て しまったので今回はMuninを使うことにする。
Debian GNU/Linux etchの場合は以下でインストール完了。
# apt-get install munin munin-node hddtemp
でおしまい....と思ったら話はそう簡単でもなかった。なぜかこのパッケージには hddtempプラグインが含まれていない。 hddtemp_smartctrlはあるけど.... これはsmartctrlコマンドを使う別物だ。使い慣れた/sbin/hddtempを使いたい。 Munin本家からSearch plugins→disk→hddtempと 辿ってスクリプトをダウンロードして...
# cp hddtemp /usr/share/munin/plugins/ # chmod a+x /usr/share/munin/plugins/hddtemp # ln -s /usr/share/munin/plugins/hddtemp /etc/munin/plugins
とした。基本的にMuninのプラグイン設定は、/etc/munin/pluginsに所定の命名規則で シンボリックリンクを張るだけらしい。インタフェースならif_というシェルスクリプトがshareの方にあるので、それにeth0を付けて以下のようになる。
# ln -s /usr/share/munin/plugins/if_ /etc/munin/plugins/if_eth0
さらにhddtempの場合のみ/etc/munin/plugin-conf.d/munin-nodeファイルに以下の記述が必要。
[hddtemp] user root env.drives sda
監視したいドライブが複数ある場合はsda sdb sdc...と書けばよいようだ。 ここらへん書式が一貫してないからDebianパッケージから外されたのかなーと邪推してみる。 hddtemp_sdaというリンクを張るのがMunin流なのかなあと。
Muninにはシステムを調べてプラグインの候補を表示してくれる munin-node-configureというコマンドがあるようだ。
# munin-node-configure --suggest --shell
とすると...
ln -s /usr/share/munin/plugins/forks /etc/munin/plugins/forks ln -s /usr/share/munin/plugins/if_ /etc/munin/plugins/if_eth0 ln -s /usr/share/munin/plugins/if_err_ /etc/munin/plugins/if_err_eth0
こんな感じのシンボリックリンクコマンドを沢山出してくれる。どうもDebianパッケージでは、 インストール時に上記コマンドが吐き出したシェルスクリプトを 全て実行 するらしい... グラフ多すぎるっちゅーねん...。/etc/munin/pluginsは一旦退避させておいて、 自分の使うものだけに厳選しないとだめかな。
さらに、特定ポート監視など詳しい設定を追加したい場合はfamiliesオプションでmanual指定する ようだ。
# munin-node-configure --suggest --shell --families manual
ln -s /usr/share/munin/plugins/port_ /etc/munin/plugins/port_smtp ln -s /usr/share/munin/plugins/port_ /etc/munin/plugins/port_ssmtp ln -s /usr/share/munin/plugins/port_ /etc/munin/plugins/port_submission ln -s /usr/share/munin/plugins/port_ /etc/munin/plugins/port_swat ln -s /usr/share/munin/plugins/port_ /etc/munin/plugins/port_telnet
ほー。/etc/inetd.confを勝手に解析してるのかな。こりゃ便利。 必要な部分だけ別の端末にコピペして実行すれば良いというわけだ。
で、しばらく動かしたらグラフはこうなった。Munin、なかなか設定も簡単で気に入った。
![]() |