腹も膨れたところで観光再開。 まずは先ほどの小布施堂の先祖、高井鴻山の記念館。氏は小布施に葛飾北斎を招いた張本人だそうで。
そして、北斎館(葛飾北斎肉筆画美術館)へ。
北斎といえば富嶽三十六景をはじめとする浮世絵が思い浮かびますが、晩年は版画からこの小布施に残したような肉筆画を描くようになったそうで。
さらに西洋画まで含めた多くの画風を取り入れているそうで、そのような予備知識を得てみると、確かに平面的な浮世絵と違い色の濃淡や遠近法を用いた絵は深みがまた違うような…マ、素人の目ですがね。
これとは別に目に付いたのが、北斎が動植物を描いたスケッチ。ここや先の鴻山記念館にも展示されているのですが、これがまた浮世絵とは違い非常に写実的で細かく、氏の観察眼などに感心させられます。やっぱ天才は違うんだなぁ。