初詣の帰りにともりん先生から柚子をもらった。本当は親のところへ置いていくつもりだったのだが、年賀状を確認しにマンション帰ってそのまま放置プレイでした。ダメですね。 ともりん先生家(?)に生ったバリバリ無農薬の柚子だから、親は皮を剥いてカップにいれ、そこに蜂蜜少量を加え、熱湯を投入する ゆず茶 を楽しんでいたのです。毎年ありがとうともりん先生(-人-)そして自然の恵みに感謝します。
しかしすでに8日・・・まあすぐに腐るものでもないのだが今回はマーマレードにしてみた。 まず大鍋にお湯をたっぷり沸かして いきなり茹でる(^p^) ゆで時間は1分少々。やりすぎないように注意。すかさず水に晒すと 皮がシワシワに縮まって 剥きやすくなるのだ。 そこから皮に白い繊維質が残らないように剥いていく。スプーンを使って根気良く。
ボウルに果肉を集めてすりこ木で軽く押しつぶすと、しこたま種が出てくるのでお茶のティーパックに分けておく。これを煮るときに投入することでペクチンを取り出すのだ。
さらに果肉部分をすりつぶして、ガーゼ・ふきん等で濾してジュースを作ってとっておく。果肉を丁寧に取り出してマーマレードに入れる人もいるが、はっきり言ってメンドイ。
ゆずは苦い。 元々、マーマレード向きの柑橘類ではないのよね。皮の裏の白い繊維質の部分が苦味の元。なので水道水で良く揉んだ後で、もう1回は熱湯で茹でたほうがいい。 3回茹でこぼしするレシピもあるくらいだ。
今回↑の写真のゆず11個で600g。それに大して砂糖は300gは欲しい。低糖はお薦めできない。砂糖入れないとすぐ腐るし、何より苦い。今回は250gほど計量。
皮は全てみじん切り。この時点で初めて痛んだ部分を取り去る。まあみじん切りしながら取り去ればOK。そこへ絞ったジュースと果肉少々。ひたひたの水を追加して煮る。あ、ペクチン袋も忘れずに。 →の写真は水入れすぎた図(笑)本当はジュースを沢山取るにはさらに倍くらいの果肉が欲しいのだがな。灰汁が浮いてくると思うので、お玉で丁寧にとる。
皮がクタクタになってきたら砂糖を2,3回に分けて投入。火はまだ中火でOK。
「ゆずのみじん切りジュース」が マーマレードに変化 する。こうなるともはやかき混ぜることを休むことは不可能だ。火は弱火にしてひたすら根気良くかき混ぜる・・・でも疲れる。俺はiPhoneで産経新聞を読みながらかき混ぜてた(笑)
最後にブランデーを少々いれてできあがり。む、酸味が足りない。レモン汁でも投入するか。
マーマレードは煮沸した瓶・・・俺の場合はパイレックスのキャップ付き瓶に入れてそのまま冷ます。でもちょっと味見してみた。
・・・・・ うえーん苦いよお('A`) こんなに手間かけてるのにまだ苦いのかー。砂糖少ないとは思えないんだけどねえ。まあ冷蔵庫で暫く馴染ませてみるか。
今年も、ともりん先生からゆずをもらった。前回は実が少なかったので、市販のゆずと合わせてマーマレードにしたけど、今回は純正に挑戦。
皮剥いて茹でこぼししてみじん切り、身は未来少年コナンのごとく手絞り。 ぐつぐつ煮る。しかし..... 固まらない(T_T) 。こんなに 煮る必然性はないはずなんだが、皿に水はってドロップしてもパーッと 広がってしまう。去年はもっと楽だったはず。
で、もうだめだ!というくらい煮て飴色になってしまった。 量も減ってしまった。冷えたら確かに固まったんだけど....一口なめて
なんぞこれ。 明らかにレモン丸かじりのような 壮絶な 酸っぱさ。そこでハタと気がついたのだ....去年はこの非常に硬くて 小さい実からは果汁をとらず、 市販の丸くて大きいゆずから果汁を絞っていたのだ と。 なるほど....さすが野生種(?)これは果汁を飲むもんじゃないんだな。
というわけで失敗したのでおすそわけはありません(^o^;ごめんね ともりん先生。食べられないことはないけどね...
きのう何食べた?(1) (モーニングKC)(よしなが ふみ) |
読了。一部では有名なゲイ漫画....というよりは料理漫画だな。 シロさん(弁護士)は、理容師のケンジと二人暮らし。 シロさんは、ゲイには子供望めないから、きっちり節約、 死なないために栄養をとる、という堅実家。 料理描写は、クマさんクラスであれば、見ればだいたい分量等 思い浮かぶだろう、というくらいに詳しいです。レシピ本ではないけど。
でも....個人的にぴんときたのは、ケンジの方ね。 わりとズボラ、職場でもカミングアウトしてて、お客さんにも ゲイであることしゃべってシロさんに怒られたりする。でも基本的に ”パートナー”が持ってると嬉しいであろう素養をきちんと持って いるのだ。 それは言うなれば 感謝の心。 シロさんの料理を食べて 素直に喜ぶし、ありがとう、おいしい、しあわせと口に出して 言うわけね。
俺はもう街道から脇に逸れてしまったオタクだから、 そういう相手は一生望めないわけだけど。 食わす相手がいるという幸せはいいね。
ゲイ漫画といってもそれ系の描写は全くない(エロ本ではない)。 アニメでみた「西洋骨董洋菓子店アンティーク」を思い出したら、 同じ作者だったちうオチ。基本は人間関係に焦点を当てた丁寧な 漫画だと思います。そして料理がしたくなる(笑)
オススメです。ま、まだ1巻しか読んでないけどね。
_ ともりん [あらら、そうでしたか。 毎年お手数(?)をおかけしております。 確かに今年は香りが強いなぁ、と思ってましたが酸味も強..]
Before...
_ 職業。本屋 [ウチの柿も貰っていただきたく…(来年)。]
_ ぱ [かたっぱしから冷凍しておくと スプーンでいつでも食べられますよ。 あ、渋柿は謹んで辞退させていただきます(^^; 処..]
_ 職業。本屋 [渋柿じゃないッス。生食用ッス。甘いッス。3年に一度くらい当たり年があって、配りきれない位生るんです。]