「物欲」カテゴリーアーカイブ

連休中に読み終わったりした本をば

カメラはソフトで機能強化される

 カメラといえば精密な歯車や部品で構成された機械というのが自分らの世代の印象である。その後数々の電子機器を搭載していくこととなったが依然としてフィルムを中心とした機械の固まりであった。これが画像記録部分をフィルムからセンサーとしたデジカメの時代となり、それはさらなる発展を遂げその過程で他の電子機器とのボーダレス化はさらに深化していってる、というのが現状だ。で、一昔前には思いもよらなかったことだが今やソフトウェアをカメラに追加インストールしていくことで機能を追加していく時代となった。
 で、今日はその作業をやってみた。きっかけはスマホからのリモート撮影、先日スマホ側のソフトをインストールしたのだが、これだと機能はシャッターを切ること、露出補正、レンズのズームといった機能だったのだが、どうやらカメラ側にもソフトをインストールすると、シャッタースピード、露出、ISO感度の操作もできるようなのだ。つまりこれで完全にレリーズを別に買う必要がなくなるという事だ。
 で、まずは本体ソフトウェアアップデートから本体の制御ソフトをアップデート(これがまた肝心な部分が細かい字で表示されたりでやり直すこと数度)。ちなみにこのときにはソニーのIDではなくSony EntertainmentのIDが必要なので事前に取得すること。で、続いてスマートリモコンをインストール、これまたブラウザによってはうまく行かないので注意。結局半日近くかかって作業を終了。ソフトは他にも花火や天体撮影などで効果を発揮するライトトレイルや、写真撮影と同時に音データを数秒間録音するサウンドフォといったものも。

いや必要だから買っている訳で

 どうも最近物欲づいているところがあり、自らの行為に恐怖しているところであるが、ここらで打ち止めとしたいと切に願うところである。で、何を買ったかというと、
 読書灯である。今使っているのは白熱電球でこれがまた手元以外にも光が広がってしまい…マァ寝てる子に悪いだろうと言うことでまだ光の拡散が抑えられるLED式に。LEDだと点の集合体から光が発せられるイメージだが、これは面的に光が照射される感じでなかなかにいい。
 こちらはハクバのカメラケース。要はカメラバックの中敷きだけで、今使っているカバンがこれでカメラバックに早変わりという訳だ。α5100はコンデジ並の機動力を魅力として購入したのだがレンズが増えたのでこういった便利グッズに手が出たところ。
 上蓋を外して鞄に装着してみた。馴染む、実に馴染むぞ(マテ)。

ジャズ

 我が家のCD棚を占拠しているのは従来クラシックとアニソンという、中心点を挟んで対極にあるようなジャンルが二大巨頭であったが、最近ここに第3勢力が登場してきた。
 ジャズである。
 例のごとくまたもや隔週刊のやつから入ってしまったのだが、これがまた、では次は何を聴けばいいのかと羅針盤すら見つからない有様。
 で、マァよく耳にする曲のタイトル調べて収録されているCDを買ってみた。よく耳にすると言うのは例えば居酒屋紀行のOPとか(マテ)
 にしても、いやぁ、輸入盤は安くていいねぇ。CD4枚とか10枚が入ってて1000円ちょいですわ。

レンズ購入

 一眼レフを購入した際、必要になり、またある意味楽しみでもあるのが、ある程度の交換レンズを揃える事だ。遙か昔には単焦点で広角から望遠まで何本も揃えなければならなかったところだが、ズームレンズなんて便利な物のおかげで今は28~70mmぐらいまでをカバーする標準ズームと、50~70mmから200~300mmぐらいまでの望遠ズームという組み合わせが基本セットとなってくる(いやまぁ私のフィルムカメラには28-300mmなんてのがいつもセットされておりますが)。が、ズームレンズの性としてどうしても暗いレンズになってしまう。屋内撮影だとシャッタースピードを相当遅くするかISO感度を相当高くしなければならなくなる。そこで標準の単焦点がひとつ欲しくなってくるのだが…。
 買っちゃった。
 SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art
 しかも先月出たばかりである。f1.4とは驚きの限り。
 では早速撮影(結局それかよ)

スマホ購入

 ご存じの方も多いが、このご時世にあって私の携帯電話は未だにガラケーであった。調べてみたら8年も使っていたようである。…ではあったのだが、最近あちこちの部品が劣化して外れてしまったり、そういや動作にもやや不安定なところが時たまあったり、電池の消耗も相当に進み、何よりiモードで閲覧できないページが増えてしまったりで、相当な限界を感じるようになってしまった。
 そこで一念発起、というか勢いに任せてスマホに買い換えることにした。
 SONYのXperia SO-03Hという奴である。昨年末に出たばかりのを購入した。
 んで、開店と同時にビックカメラに飛び込んだのだが結局手続き云々で昼までかかってしまった(家のネット契約の変更などもあったのだが)。
 さて、早速使ってみるが何せいきなりガラケーから最新機種へ移ったのでまさに浦島太郎状態となってしまった。なるほど、世の中やたらアプリ、アプリ言っている意味がようやっと実感できたわ。
 さて、まずは今までの携帯から電話帳を移さにゃならんのだが、これがまずはまった。電話帳なんてひとつのデータファイルになっていると思ったら、前の携帯は1件で1ファイル作っているようなのだ。んなアホな。このままだと1件ずつインポートするというえらく気の遠くなる作業をせねばならなくなるところだ。
 結局、全データファイルをパソコン上で別ソフトで繋げてスマホ側のデータ形式に編集してからインポートした。
 逆に音楽ファイルなんかは以前より遙かに楽ですな。ファイルを専用ソフトで転送してあげればいいだけだ(そのやり方を知るまでにこれまた七転八倒した訳だが)。
 しかしまぁ使ってみるとちょっとアプリをインストールしたりしただけで1Gぐらいデータ量が行ってしまった。マテマテ、契約は1ヶ月で5Gだぞ。
 今までWi-fiなんて単語にゃまるで興味なかったのが、慌てて休止状態だった自宅の無線ルーターを再起動させたりするのであった。

カメラを買った

 またかよ、とも言われそうだが、買ってしまったものは仕方がない。
 今回はミラーレス一眼を手に入れようと、いろいろ比較したり先日はCP+にまで出向いたりしたのだが、結局はSONYのα5100を購入。
 前にも書いたがあまりメカっぽくなかったり欲しい機能(動画静止画同時記録とか電子水準器とか)も付いていないのだが、最後は画質とフォーカススピードといった本質的な部分で選択した。後継機種が出るまでもうしばらく待つという手もあるが何せ被写体が爆誕してしまったのでこれ以上は延ばせなかった。そして新製品のα6300が発売され価格が若干下がったこのタイミングでの購入となった。
 ただ、まだCanonに未練があるので、次の機種が出たら乗り換えることを否定はしない。
 でまぁ、当然ながらこういう写真が多くなる訳だ(笑)

マリーンズファン必読の書

千葉魂2015 マリーンズ挑戦の日々

梶原紀章/千葉日報社

 マリーンズ広報梶原氏による熱きコラム、その2015年分が一冊になった。昨期前半の低迷からCS出場に至るまで選手は、監督は何を思い、何を考えてゲームに臨んだのか、そして新規加入選手のプロに賭ける意気込みは、マリーンズファン必読の書である。


オーディオの続き

 で、光ケーブルのミニプラグが届いた…が、どうもおかしい、今度もまた形状が合わない。んで、よーく見てみると…ケーブルの接点部分に細かいカバーが付いていた。どうやら私はまたもや大変な勘違いをしていたようだ。
 そしてカバーを外したら無事接続できた。結局また無駄なものを一つ買ってしまったという結果になってもうた…。
 さて、それでは早速再生してみよう…オォ、さすがにアナログ接続とは音が違う!CDもそうだが試しに正月のウィーンフィルの録画を流してみたが、テレビのスピーカーとはやはりひと味違う音に思わずそのまま最後まで再生してしまった。これにてこの連休の課題となったオーディオ環境の再構築が(当初は思いつきもしなかった形となったが)一つの成果を見たところである。音質的には十分満足がいくものとなったのでニューマシン購入は見送って当分はこの体制で行ってみるかと考えているところである。

さらに荷物が届く

 LANのハブやケーブルを購入してブルーレイレコーダーをネットに繋いだ。すると…
 曲名が表示されるようになった。ついでに言うと、このディスクは冬コミで手に入れた同人CDである。時代は進んでいるものだ。
 さて、現在レコーダーとコンポの間は取りあえず毎度お馴染み赤白ケーブルで繋いでいたので、同時に光ケーブルも購入してレコーダーとコンポの間のデジタル接続を計ろうとしたのだが…コンポ側の形状が合わなかった。接続部分が角型というやつなのだが、コンポ側はそれのミニタイプであったらしい。取説にはそんな記載はなかったのだが…。
 ついでにマウスを新調。5ボタンになり、shiftとctrlを割り振ったら大抵の操作が片手でできるようになった。これはありがたい。

モニター

 先日ブルーレイレコーダーとミニコンポを繋げたのだが、これだと音楽を聴くだけでも操作をする度にいちいちテレビを付けて画面で確認せねばならずちと面倒というか仰々しい感じがする。そこで、
 4.3インチ小型モニターを買ってみた。本来は防犯カメラや車載カメラに付けるものらしく、アナログ接続で当然ながら解像度も低いが十分役に立つ。もちろん画像があれば普通に映る(あまり意味はないが)
 さて、どうでもいい話であるが、
 Amazonで発注したらジバニャンの箱で届いた。開けてみたら妖怪ウォッチが入っていた、ということは残念ながらなかった。

オーディオ

 さて、昨日我が家のブルーレイレコーダーをそのままオーディオにする事にした。そこで現在使っているスピーカーとブルーレイを直結しようと考え…
 接続ケーブルを買ってきた。
 で、繋げてみたのだが…ここで重大なことに気づいた。

「ボリュームコントロールがない」

 そりゃそうだ(笑)
 しかも再生された音がとっても小さい、これは如何なる事かいな。
 (おそらくスピーカーを動かすほどの電圧がかかっていないんじゃないかと)
 そこで、
 こうなった。
 ミニコンポはアンプ専門になってもうたか。
 なお、この時点で本日購入したケーブルは無用の長物と化してしまった(泣)

ステレオ

 そういやふと思ったが、今でもステレオという言葉はオーディオシステムを指す言葉として通用するのだろうか。
 さて、昨年後半ぐらいからか、我が家のミニコンポがCDを再生する際に雑音が入るようになってきた。CDの種類によっては全く雑音がなかったりもするが一方では再生すら出来ないものも出てくる有様である。
 スピーカーは特に問題がない。原因はプレーヤー部分かと思われ、修理という手もあるが、どうせならばCDアンプ部を買い換えようかと思い立った。
 買い換えを考える要因の一つとして、現在の機械はCDの他にDVDも再生でき、我が家ではよくCDの他にDVDソフトも再生して音だけで楽しんだりしているのだが、どうせなら撮り溜めているクラシックや落語(?!)のブルーレイも再生できれば便利ではないかというのがあった。そこでリサーチを開始したのだが…CDコンポのついでにブルーレイの再生機能を付ければいいだけという安易な考えで、そんな機種はいくらでもあると思ったのだが以外とそういう機械がない。やはり純粋に音楽を聴く人は余計な映像回路を付けない分音質を高めた専用機を欲し、マルチに各種メディアを再生したい人は普通にブルーレイのレコーダーやプレーヤーを選ぶように思われた。つまり映像はそこそこおまけ程度で複数メディアを再生できる上で音質を求めるというのはニッチな存在のようだ。
 そんな中でユニバーサルプレーヤーというカテゴリが求めるものに該当するようだというのがわかった。ただ作っているのが国内だとYAMAHAとDENONぐらいのようだ。やはりニッチな市場なのか?そしてどちらの機械の評判も…。ライブを収録したブルーレイソフトをBGMとして流すといった使い方も出来ると思うのだが。
 さて、こうなると普通にブルーレイプレーヤーを買えばいいのか?という結論に至ろうとしたところ、るぅ嬢が「だったら今あるブルーレイレコーダー使えばいいじゃない」そりゃそうだ。

12月の荷物から

 年末に本屋さんからの荷物も届いており、本日はその辺の山を片づけていこうかと。
○本の住人 7

kashmir/芳文社 まんがタイムKRコミックス

 これが最終巻となってしまった。実に11年に渡る連載であった。今となっては本誌の中でもかなり異質な作品になってしまったのだが、正直きららMAXは○本の住人が目的の50%は占めていたところである。キャラット連載のGAも最新号にて連載が終了してしまい、今後のきらら購入について方向性を考えることを迫られているのが正直なところだ。来月からkashimir先生の新作が始まるのでしばらくは様子見かな。


特装版 のんのんびより 9

あっと/KADOKAWA MFコミックス アライブシリーズ


エルフを狩るモノたち2 VOL.06

矢上裕/フレックスコミックス METEOR COMICS


となりの関くん 8

森繁拓真/KADOKAWA MFコミックス フラッパーシリーズ


水木しげるの古代出雲

水木しげる//KADOKAWA 角川文庫 み18-64

 昨年残念ながら世を去った水木御大による古代史コミックである。境港育ちの水木先生、この作品は描かねばならぬ使命感を持って書き上げたそうで古事記の出雲に関わる部分を現実にはなにがあったかを先生の考察を重ねつつ物語を展開している。にしても、これ描かれたのが2011年頃である、晩年の仕事とは思えない質量である。


居酒屋の戦後史

橋本健二/祥伝社 祥伝社新書 450

 それは戦中戦後の闇市から始まった。以前江戸時代の居酒屋についての研究がまとめられた   を紹介したが、こちらは近代の居酒屋の発展とそこで飲まれる酒の変遷について述べられている。特に戦後直後について多くページが割かれており、当時の作家の随筆や映画のシーンといったものを資料とし当時の居酒屋の姿を浮き出して見せている。また居酒屋本というと大抵独立した店が紹介されるが、こちらでは戦後居酒屋の一大シーンを演出している大手チェーンについても触れられている。


鉄道ピクトリアル 2016年2月号

電気車研究会

 今月は現役国鉄型特急電車特集。JR化後複雑な改造歴を持つ381系電車の変遷をまとめた小特集がありまとまっていて参考になる。


ミラーレス一眼

 ボーナスも出たところで久々に物欲がみなぎってきている(笑)
 今回のターゲットは何かというと…デジカメである。
 これでもう何台目になるかわからないが、先代のは画質や明るさには満足がいっていたが望遠が効かない、そこで現在のは望遠を重視したのだが、当然レンズは暗くなる…が、これが予想以上で普通の室内の明るさでもブレてしまうことがある。
 こうなると取り得る手段は一つ、「レンズ交換が出来る機種にしよう」
 さて、デジカメというとコンデジと一眼レフの大きく2種類に分けられた。ここに第3のグループとしてミラーレス一眼というのが台頭してきた。
 特徴は一眼レフに付き物であったミラーを廃しコンパクトにする一方、センサーは一眼レフに近い大きさのものを採用しコンデジからは大幅に画質を向上しているところにある。勿論レンズ交換も可能である、というコンデジと一眼のいいとこ取りみたいなポジションにある。…が、今は黎明期を脱し発展期にあるような状態みたいだ。という訳で各社様々な特徴が出ており、機種選定にも悩むところである。そこで、各社から代表を選んでスペックを並べてみた。
キヤノン SONY パナソニック オリンパス ニコン
機種 EOS M3 α5100 DMC-GF7 E-PL7 E-M10MarkⅡ Nikon1V3
重量 366 283 266 357 390 324
センサー APS-C APS-C 4/3型 4/3型 4/3型 1型
画素数 2420 2430 1600 1605 1605 1839
画像系式 RAW+JPEG同時可 RAW+JPEG同時可 RAW+JPEG同時可 RAW+JPEG同時可 RAW+JPEG同時可 RAW+JPEG同時可
AF 位相差検出+コントラスト検出 位相差検出+コントラスト検出 コントラスト検出 コントラスト検出 コントラスト検出 位相差検出+コントラスト検出
シャッタースピード B、30~1/4000 B、30~1/4000 60~1/16000 B、60~1/8000 B、60~1/4000 B、30~1/4000
連写 4.2 6 5.8 8 8.5 20
ISO 100 100 100 100相当、200 100相当、200 160
動画 フルHD/30p フルHD/60p フルHD/60p フルHD/30p フルHD/30p フルHD/60p
動画形式 MP4 XAVCS/AVCHD/MP4 AVCHD/MP4 MOV/AVI MOV MOV
録画中静止画撮影 ×? ○?
タッチパネル
動作 上180°下45° 上180° 上180° 上80°下180° 上170°下87°
機能 ピント、シャッター ピント、シャッター ピント、シャッター タッチパッド、シャッター タッチパッド、シャッター ピント、シャッター
フラッシュ 内蔵 内蔵 内蔵 外付 内蔵 内蔵
電子水準器 ×
発売日 2015/3/26 2014/9/5 2015/2/13 2014/9/20 2015/9/4 2014/4/7

 今回選定する上で重視する点は、使用目的から考えて「コンパクトであること」「動きのあるものを撮影するのに適している」「動画撮影」といったところを挙げた。勿論画質も考慮する上で大きなウェイトを占める。
 また注意したいのは、ミラーレス一眼は当然ながら各メーカーでレンズのマウントが異なる(注 オリンパスとパナソニックは同一)ことから、今回購入するメーカーとはミラーレス一眼を使い続ける限りレンズ資産を生かすために半永久的につき合わなければならなくなるところだ。これが従来のコンデジ選びと異なり、将来の発展性やメーカーの信頼性も考慮し慎重にならざるを得ないところだ。
 まずメーカー選定の段階でコンパクト性に劣りまた動きのあるものは得意としていないという評価があったフジフィルムと、センサーのサイズがコンデジ並のペンタックスは最初から除外した。フジフィルムは風景写真には定評があるようなので、そちらを重視する場合は候補に入れねばならないだろうが今回は外させて貰った。
 また価格も本体+レンズ2本で10万程度までに収まる程度で考慮した。これで各社の最上スペックの機種は落ちることになる。もっともこのランクは本体も大型になってそもそものコンパクト性という条件からも外れるところではある。
 スペックで下の方は個人的な好みになってくる。電子水準器は写真を撮るとどうも傾いた絵になることが間々あったので興味があった。
 で、実は当初はキヤノンのM3が本体も画面もメカメカしく、非常に興味を惹かれてもう決めてしまおうかとも思った。しかし、「レンズが大きくて鞄や服のポケットには収まらない」という致命的なウィークポイントに気づいてしまった。さらに評判を調べたり実機で試してみたりしたところ、AFの反応が遅いという弱みも。これでは動体を狙いたい当初目的から外れてしまう。そういや動画のサンプルも何故か風景ばかりであった。 ニコンはセンサーが他と比べて小さいものを使用している。その分連写性能は高いのだがやはり気になるので今回は外れていった。
 ソニーは動きのあるものに対するAFが得意であり画質も問題なしと、今回の条件には最も合っているといえる。一方でそれ以外のギミックはもの足りず、特に動画中の撮影が出来ない、電子水準器がないというのが引っかかるところだ。ダイヤルが必要最小限に押さえられているのも面白味に欠ける。
 オリンパスは動きについてはソニーには劣るようだ。一方で花火や星空といった夜間撮影に適したライブコンポジットという独特な機能があるのが惹かれる。一方液晶画面でタッチシャッターはあるが何故かタッチフォーカスがないというのはマイナスであった(フォーカスエリア選択になるようだ)。
 パナソニックは機体が非常にコンパクトである。その分メカメカしさからは遠くなっている。また動画撮影も得意らしい。一方でシャッタースピードにバルブがないという弱点がある。
 こう並べてみると、ソニーの画質にオリンパスのギミックがあれば文句なし、なのだがそのような機種は今回のエントリー機になければハイスペック機にもない。さてどうするか…
 結論として、必要になるのは春以降と判断し今回は見送り2月のCP+2016を待つことにしたのであった。

今月の荷物やらその他諸々

くまみこ Girl meets Bear 5

吉元ますめ/KADOKAWA MFコミックス フラッパーシリーズ

 ほんに最近はちょっとヒットすると何でもアニメにするなぁ。しかしクマーが主役とあれば見ない訳にはいかんだろう。


だがしかし 3

コトヤマ/小学館 少年サンデーコミックス

 ほんに最近はちょっとひっとすると(以下略)。しかしこれ程スポンサーには困らない作品もないであろう。ちなみに私も幼き頃(いやもう少し大きくなってからも)は近所にあった駄菓子屋に通ったものである。だが粉末コーラ、てめぇだけは許せねぇ!(笑)


コーセルテルの竜術士~子竜物語~ 7

石動 あゆま/一迅社 ZERO-SUM COMICS


人生に、引退なし 65歳で140キロのストレートに挑む「肉体」と「心」の整え方

村田兆治/プレジデント社

 我が人生の師匠、村田兆治氏の著作である。心して読むべし。


骨が語る日本人の歴史

片山一道/筑摩書房 ちくま新書 1126

 我々日本人は一体どこから来たのか、というのは永遠に近いテーマであるが、これは発掘された骨から日本人の成り立ちを論ずるという手法で展開されている。今までにも様々な説があったが、骨という物的証拠があるのは強みであると思われる。で、ここでは南方人説を否定し弥生→古墳時代の人種の分布についても今までにない(と思われる)切り口で攻めて行っている。ただ著者も述べているように時代(たとえば弥生など)によってはサンプルが少ないといった面もあり、今後の発掘成果がまだまだ期待されるところでもある。


古代史の謎は「鉄」で解ける 前方後円墳や「倭国大乱」の実像

長野正孝/PHP研究所 PHP新書 1012

 最近弥生時代から古墳時代辺りがマイブームになっておりまして、こちらはこの時代を鉄をキーワードに論じていっている。そして最後には古墳の役割を今までにない大胆な論理展開をしている。確かに見るべきところもあると思うのだが、さてどこまで信じていいのやら。人の流れも先ほどの骨とは矛盾する結果になっている。


輪廻する宇宙 ダークエネルギーに満ちた宇宙の将来

横山順一/講談社 ブルーバックス B-1937

 高橋留美子作(違)
 オチ(というか結論)はほぼ最後の方にあるので時間のない人はそこだけ読めばよい。


日本酒の科学 水・米・麹の伝統の技

和田美代子/講談社 ブルーバックス B-1935

 知っているようで自分の中で体系化されていなかった日本酒に関する知識をうまくまとめてくれている。


風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック

宮崎駿/大日本絵画

 あの映画の原作がここへ来て単行本化。パヤオ先生いろいろ言われるけれど、この一コマ当たりの情報密度の濃いマンガはいつ見てもいいですな。


サンハーラ~聖なる力~

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 林原先生久々のシングル、曲入っていてシングルと言うよりはミニアルバムですな。いずれも往年の林原節を押さえた感じがあり満足のいく一枚である。


今月の荷物から

侵略!イカ娘 The invader comes from the bottom of the sea! 20

安部真弘/秋田書店 SHONEN CHAMPION COMICS

 人気ゲームSplatoonとのコラボポスター添付、ウーム、ゲームがやりたくなってしまうではなイカ。


ダンジョン飯 2

九井諒子/KADOKAWA BEAM COMIX

 待望の第2巻、食べられないモンスターにも活用法がある、何て実践的なマンガなんだ(マテ)


まんが新白河原人ウーパ! 1

守村大/講談社 モーニングKC 2490

 ミスターどうでしょう鈴井貴之氏ご推奨、というので買ってしまった。放置された森を開墾して自給自足の生活を目指す、その割には文明の利器に随分と頼っているような気もしないではないが。
 関係ないけどミスターはアウトドア苦手だったのでは?


響~小説家になる方法~ 1

柳本光晴/小学館 ビッグコミックス

 鍛えてますから(それは違う)
 純文学創作ものとは、また新しいジャンルが見つかったものだが、純文学故にこの先読み続けるのが精神的に辛そうな気もする。


ピンポン☆ブー 2

藤島 じゅん/芳文社 まんがタイムコミックス

 かつて週に何本もクイズ番組を見て育った身としては非常に気になる作品だったのだが…ア、2巻で完結してしまった。


ねこめ〈~わく〉 2

竹本泉/ハーパーコリンズ・ジャパン 夢幻燈comics

 いつも通りです。うじゃうじゃ。


辺境生物はすごい! 人生で大切なことは、すべて彼らから教わった

長沼毅/幻冬舎 幻冬舎新書 な-21-1

 というので数々の信じられない世界で生きていく生物が紹介されるかと思ったら半分ぐらいは作者の研究者訓みたいな話だった。


弥生時代の歴史

藤尾慎一郎/講談社 講談社現代新書 2330


書き出し小説

新潮社

 小説の最初の書き出しだけを投稿で集めたという作品。書き出しと言いつつ一文でオチまで付いてしまっているのも多いが面白いからいいか。そういやその昔、「月刊OUT」という雑誌があってその中に書き出しだけ決まっていてショートショートを作るというコーナーがあったなぁ、などと懐かしく思い出してしまった。ネット中心の時代だとかえって投稿職人と呼ばれる人たちの活躍する場が狭まってしまったか逆に拡散しすぎてしまって薄まってしまったか。