しかも久々の一人旅である。 遅めの夏休みを取ったので 旅に出ることにした。
しかし昼間は働くというところが貧乏ったらしい。
午後早めに職場を抜け出し新宿駅からあずさに乗車。都心を抜け甲府盆地に入った頃にはすっかり日も暮れ、昼間であれば南アルプスや八ヶ岳が車窓に広がるところであるが、漆黒の中では三日月だけが明るく光る。鉄道唱歌で「月を旅路の友として」とはよく言ったもので、月ぐらいしか見えるものがない。 やがて町明かりも見えるようになり終点の松本。
これで来たのだ。
今夜は取りあえずここで一泊。
本当はここで素泊まりでいいので浅間温泉にでも泊まりたかったところなのだが、翌日の列車が早いので断念、駅近くのスーパーホテルに投宿。