本屋さんも絶賛のクレイモア。私も遅ればせながらアニメにハマり、近所のスーパーの本屋で単行本の1巻を手にとってみたのですよ・・・・
説明しよう。エンジェル伝説とは、かれこれ10年以上前、月刊少年ジャンプに連載されていた漫画である!三白眼で強面だけど花とか好きな気の弱い少年が、襲い掛かる不良どもを倒したり手なずけたりする漫画である。 ちょっとエリートヤンキーに似てるけど、こっちのほうがドロドロしてなくて爽やかな読後感があった。
で・・・・自分が月刊少年ジャンプを購読していたことをすっかり忘れていたことに愕然とするわけです。そういやもう廃刊なんでしたっけ?
自宅のサーバ増強で小容量HDD(...といっても500GB)が何台か余ったので、 いい加減手狭になった会社マシンをリプレースすることにした。 本当は私物の持ち込みはいけないんだが 研究材料費ゼロ で 仕事を続けろとかふざけたこと抜かしやがる会社はもうしりまちぇん!!
まあ元からLinuxなディスクだし、トロイの持ち込みとかは問題なかろう...。
ほどなくDebian GNU/Linux lennyのインストールが終わり、 /homeもコピーして仕事開始と思ったら・・・メールフォルダが行方不明(^^; VineLinux2.6から持ち込んだ日本語ファイル名、ディレクトリ名が 軒並み化けている。euc-jpからUTF-8へ命名規則が変わったわけだ。
しかしNTFSなどの進んだファイルシステムと違って、ext2は-o iocharset 指定を持たないのでremountしてコピーという手法は使えない (と思う)。要するにベタでeuc-jpでかかれてしまっているわけだ。
「すわfind -execか?いやいやinodeを取得して云々...」とか考えて しまったわけだが、 世の中にはconvmvという便利なコマンド が あるらしい。
# apt-get install convmv
使い方はこんなかんじ。
# convmv -f eucjp -t utf8 ./*
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変換結果に満足がいったら、--notestをつければ実行されるようだ。
_ .....というわけで死屍累々の状況であった。 正直何の技術的工夫もない「ソラ箱」あたり はすぐに死ぬと思っていたけどクライアントアプリきちんと作ってた ZumoDriveまで終わるとは思ってなかった。オンラインストレージは淘汰が進んでいる。
別に永遠に保つ必要はないんだが(乗り換えるので)、 少なくとも自サーバの寿命よりはサービスの寿命の方が長くないとなあー。
アカウント作成の流れ(http://aws.amazon.com/jp/register-flow/)を 参照して、AWSのアカウントを作成する。最低限必要なのは、
身元確認は面倒だが仕方がない。
マネジメントコンソール(http://aws.amazon.com/jp/console/)にアクセス。 Amazon S3のアイコンをクリックする。最初はバケット(フォルダのようなもの)が ないと思うので適当に名前をつける。ここではto.papa.homeとした。
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元々S3はWebサーバとしても使えるストレージなので、特定のバケットに対して Glacierに凍結貯蔵するというルールを追加する。
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今回の設定ではS3にコピーしてから1日(*)くらいは自由に出し入れできるが、 それ以上経つとGlacierに凍結されるという設定にした。
なお、Expirationは一定日時経ったら削除する、というルールなので 絶対に設定しないように。これは例えば増え続けるアクセスログを溜め込みすぎないように 古いものから捨てるときに使うもの。
一旦S3にコピーすることでS3のストレージ料金がかかることが考えられるが、 正直誤差の範囲内であろう。それよりもAmazon本体にファイルのメタデータの 管理を委譲できる利益の方が遥かに大きい。Amazonさえ潰れなければ データを取り出すことはできるという1点において。
バケットを選択してUploadボタンをクリックするとダイヤログが出てきて、
ブラウザからファイルをアップロードすることができるが、ファイルが
多いとやっていられないと思うので外部クライアントを使う方法を紹介。
AWSはクライアントに直接アカウントとパスワードを指定せず、 アクセスキーとシークレットキーを書き込むことでアクセスできるようになる。
アカウントアクティビティ⇒ セキュリティ証明書⇒アクセス証明書とたどり( https://portal.aws.amazon.com/gp/aws/securityCredentials) アクセスキータブからアクセスキーIDとシークレットアクセスキーをコピペすればOK。
あたりが有名なクライアント。
どうも私の場合はきっかり1日ではなく、 1日半くらいしてからStorage ClassがStandardからGlacierに変更された。 ちょっとヤキモキしたのは事実だ....
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みんなが一番気になる料金。今回使ったS3/Glacierは完全にS3に統合されているので、 GlacierではなくS3の料金表をみてみる(http://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/)。
PUT、COPY、POST、または LIST リクエスト $0.005 1,000 リクエスト当たり Glacier アーカイブおよび復元リクエスト $0.05 1,000 リクエスト当たり
つまり、ファイルを1000個アップロードすると$0.01かかる計算に。 個人の写真アーカイブなど高々10万枚くらいだろうから$1ってこと。 でも 10万個に復元リクエスト出して5時間待ってダウンロード は あんまりやりたくないので(汗;)ある程度の単位でtar.gzなどで固めておくのが セオリーかと思います。 どうせなら写真の重複等も取り除いておいた方がよろしいでしょうな。
私は結婚式の写真とiPhotoのoriginalを圧縮したものをアップロードし、 61GiBほどになりました。ここで Glacier料金表(http://aws.amazon.com/jp/glacier/pricing/)をみてみる。
ストレージ料金表 $0.01 GB あたり/月
61GiB置いておくだけなら毎月$0.61 = 57.95円で済む .....はずなのですがはてさて(^^;
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_ 職業本屋覚醒者 [月刊少年ジャンプは07年7月号をもちまして廃刊となりました。クレイモアは週間少年ジャンプにて月一連載となりますので、..]
_ ぱ [クレイモアは大丈夫なんですね。でも、なんていうか「一時代終わったー」という感じがします・・・]