ネット広告大手のオーバーチェアによると モバイルで検索されるキーワードの変化ぶりがみてとれるそうな。
件のページに2005年からのキーワードランキングがあるので見てみると。
という特徴があるようだ....しかし....これは.....
PC主体とケータイ(モバイル)主体のコミュニティーでは年齢層も違い、当然俺のようなジジイじゃなくて、 遥かに低年齢層なんだろうと思う。そして、その若者達が興味ある トップ単語が「借金」 って 正直終わっちゃいないかい...国として。「アルバイト」の方が遥かに将来を感じさせるよ。 だって「借金」だよ「借金」。
世界的な金融危機を発端とする(以下略)というのは聞き飽きたので書かないけど、 普通借金するほどお金に困ったら まず身内に相談 するよなあと。百歩譲っても、 フェイス・ツー・フェイスで会えるような本当に親しい友人とか。そんな感じの考え方は古いんだろうか。 検索ワードのトップになるほど「借金」を検索する日本の若者....モバイルインターネット云々言っても、 人はそこまで孤独なのか とうすら寒いものを感じる。
そりゃもう書くまでもないのだが。
ということだよな...。少なくとも消費者金融=サラ金なんてありえない発想だ。 本来借金が許されるのはリスクテイクする価値=リターンがある場合のみのはずで、 消費そのものが目的とすることが危険な発想なのに、それを教育する人がどこにもいない。 消費したら何も残らないのに「たまにはババンと」などという低俗なCMが大手を振ってテレビで流れ、 「どうする〜アイフル?」に 「犬なんか我慢しろ!」 という大人がいなかった。
景気対策で給付金議論がされていたけど、正直そんな議論に使っている暇と金があるのなら、 イギリス流の トランポリン型福祉 に使って欲しい。 トランポリン型福祉ってのは、堕ちていく失業者に只単に失業保険とかを渡すんじゃなくて、 一定の就業体験を毎回こなさないと給付されないって原則ね。仕事がボランティアのゴミ拾いでもかまわなくて、 キーポイントは社会との係わりを隔絶させないということ、つまり孤独にしないことだ。イギリスでは、 自分の能力を理解し、自信を多少なりとも取り戻して、社会に戻っていく人が増える、と言う意味でトランポリンと言うらしい。 社会側に「ぼよーん」って跳ね返されるわけね。
システム面で言えば、 短い間隔で、第三者が素行をチェックすること(されること) が非常に重要なわけ。 むろんチェックするコストもかかるだろうが、そういう福祉を推進する外郭団体にばらまくほうが、 給付金とかいって漫然とばらまかれるよりは多少マシだろうと思うのだなあ。
いっそ生活保護も上の仕組に組み入れてしまえばいい。どこかに出頭しないとお金がでないようにする。 だいたい、一生懸命働いているバイトの月収が、ひきこもりの生活保護以下って何かおかしいだろ...。 そりゃ本当に身体が不自由な人もいるんだろうけど、潜在的な不正需給は多いとみるね。
ま、麻生がほとほと馬鹿なのはわかったんだが.....上のような多少マシそうな税金の使い道を提案する野党さえないのも、 また日本の病理だな。タバコ税もなにもかもそうだがジャイアン理論はいいかげんやめてホシス。 俺ももうすぐ失業者になると思うのでセーフティネットの拡充は急務ですわ。 しかし、ぱぱネットは公務員多いんで、こういう話を飲み屋とかで話しても みんな搾取する側 なので反応はイマイチだ(笑)
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