ワンセグチューナが6本届きました。実験用に以前買っていた2本とあわせて 計8本 。この日のために Linux用のデバイスドライバまで開発 しました。理論的に(俺だけは)テレビの見逃しがなくなるはずっ!いてもたってもいられずにサーバ移行を決意!
以前からホームセンター等へ行って物色していたのですが、 分配器・ブースター って本当に種類少ないですね。結局8分配なんてのは影も形もありませんでした。
本来は、このワンセグチューナの外部アンテナ端子(リバースSMA端子?)を通常F型コネクタに変換し、そのF型を分配するべきでしょう。しかし USBハブが使えない 問題のために、パソコンの背面は←の有様。ここにさらに4Cくらいの太さのケーブル8本と分配器を加えるのは 無理すぎる 。しょうがないので従来通りワニ口活用。
PCのUSBポート数も問題。最近のマザーボードには10ポートも珍しくはないけど、MicroATXとなるとグッと選択肢が狭まる。外部2〜3ポート、内部2〜4ポートあれば良いのだが どうやって引き回すか? が難題。今回特に困ったのは、 VGA端子とUSBの干渉 さらに ワンセグチューナ同士の干渉 でした。いや本当に邪魔なんだよこのアンテナの横のでっぱり・・・
いろいろ努力したのですが、1本当たり毎秒1000回、8本で8000回のUSBバルク転送の割り込みを捌くのは Atomでは無理 という結論に達しました。今となっては945GC+ICH7もローエンド以下のチップセットですし...。Atom上ですったもんだやって気が付けば早朝5時。もうどうしようもなくて Athlon 64 X2 4600+のサブマシンへお引越し を敢行。マザーボードは MSI K9AGM3-FIH。実際に測定してみると 段違いの性能 を発揮するAthlon64。ああ、 やっぱりAtomって遅かった のね・・・あるいはP4Bus<->ICH7<->USBよりも、HyperTransport<->USBの方が効率が良いのだろうか。なんにせよUSBデバイスの性能という意味では、ATI SB600はIntel ICH7より上と言えます。少なくとも我が家では。
カーネルコンパイル中に意識を失い 気づいたら昼過ぎだった 。Linuxでは、usb_coreというサブシステムが一旦データを受け取る構成になっているので、カーネルタイマー等の設定の影響を受けると思われる。なのでLinuxカーネルの Processor type and features->Timer frequencyを100に したり、細々した設定をEnableにしたり試行錯誤してたら寝てしまった・・・
しかし8chは無事認識。有り余るCPUパワーを利用してmplayerを8個同時起動したりして悦に浸る。
半分冗談だが 冗談になってない ・・・マジなんて上司に言い訳すればいいんでしょうか。
あと失ったのは 消費電力 ですかね。システム消費電力はタップ読みだと100Wは超えてるかな。やはり45W前後だった以前のACアダプター運用とは比較にならないほど電気食ってますね。電源には効率というものがあるので、400W級電源に負荷の低いシステムを接続しても、電源損失分があるのであまり下がらないようです。まあ電気代にすれば月1000円以下"の違いでしかないんですけどね・・・。
実際、この構成でどこまで運用できるかは未知数ですな。